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新卒で入社した業界最大手企業を一年半で退職した私の気づき

結論、辞めてよかった。

それはそうと、社会人二年目の私は非常に苦しんでいました。

就活はわりと真剣に取り組んで、せっかく勝ち取った内定。
それなのに入社二年目に必死に転職活動をするなんて予想していなかった展開でした。

上記の記事を書いた後、冷静になって自己分析と面接対策を徹底し、なんとかご縁を頂いて別業界に転職しました。
今は、キャリアのスタートであった金融業界とは大きくかけ離れた道を進んでいます。

二年目という比較的早い段階で自分に合わないと気づいた会社から足を洗ったことで、気づいたことが2つあります。

1.どんなことにストレスを感じるか、感じないかはかなり個人差がある

私は、大手日本伝統的企業、いわゆるJTC特有の、
窓際おじさんが偉そうにしている年功序列、業務外の組合活動、若者に雑用を押し付ける、一年目のスーツは黒限定!などの、仕事とは関係のない意味不明な文化が苦手でした。
しかし、同じ環境にいた同期はこの点は特に不満に感じていなく、しゃーなしぐらいに感じているようでした。

一方で同期は、業務上で、予算達成ができていない際の上司からの詰めに大きなストレスを感じていました。
逆に私は、仕事に関しての指摘は、正論であればそれほど苦痛に感じないタイプでした。

話はやや脱線しますが、
就活をしていた際は、あの業界はきつい、あの会社はブラックだ、などと色々な噂を耳にしましたよね。
しかし、意外と、何にストレスを感じるかは人によって違うので、
具体的に何がきついの?ブラックの定義とは?と突き詰めていくと、違った答えが見えたかもしれないなと思います。

なので、

・自分がどんなことにストレスを感じやすいか?

・逆に、一般的につらいと思われやすいこと(例:長時間労働、休日出勤、予算を追うプレッシャー、リモート禁止、年功序列、体育会の社風、成果主義、、etc)の中で、
自分がどんなことなら比較的耐えられるのか?

を知ることは非常に大事だと感じました。
あれもこれも嫌だ、ではなく、あれは嫌だけどこれは耐えられる、というところまで分析できると良いですね。

2.逃げるは恥だが役に立つ

まさにこれです。

「逃げるは恥だが役に立つ」は、ハンガリーのことわざで、「問題と向き合わず逃げるのは恥ずかしいが、それが最善の解決策になることがある」という意味です。
また、自分の得意なことが活かせる場所へ行こう、逃げることも選択肢に入れよう、という意味もあります。

AIによる概要

大手企業の会社員という肩書を捨てていいのか。
就活を必死に頑張った当時の自分が可哀想じゃないか。
まずは3年は頑張れとよく言うけど、こんなに早く辞めて大丈夫なのだろうか。
などと思い悩むこともありましたが、
今の時代、日本人の労働人口はどんどん減っているのでどの業界も人手不足なので、仕事はいくらでもあるんですよね。

自分に合わないなと思う業務内容や社風の会社で耐えて心を殺して働く時間、もったいなくないですか?
自分が輝ける職場はどこかにはあります。
それを探す方が楽しくないですか?

私は一社目→二社目に転職してから、
目に光が入るようになったね!顔色が良くなったね!性格が丸くなったね!雰囲気が柔らかになったね!などと会う友人に言われました。

転職活動はそもそも面倒臭いですし仕事との両立も大変です。
「逃げる」にはそれなりの体力と行動力が必要です。
しかし、勇気を出して逃げた人だけが見られる景色があると思いました。


自分が選んだ道を正解にする、自分の選択を正解にできた経験は一生の財産になりました。

昨年実はまた転職をして、現在は立ち上がりに苦しんでいる状況でもあるのですが。笑
初心を忘れずに仕事をしようと思います。

自分を鼓舞するためにも書いた記事です。
読んでいただきありがとうございます。

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