初めて休職をしてみた感想
9/24(火)、初めて職場を休んだ。
精神的なことが理由である。
何が起きたか?
前日の9/23(月・祝)の14時に旅行から帰ってきた。
2泊3日で名古屋と京都を旅行した。
推しのコンサートを観に行ったり、京都の鴨川を見てリラックスしたりと、とても充実した楽しい旅であった。
問題はその日の夜。
体が急激にだるくなる。何もしたくない気持ちになった。
お腹も痛くなる。
子どもとうまくいかなかった嫌な出来事がフラッシュバックする。
明日の授業の準備や終わってない仕事が山ほどあったが、何もしたくなかった。
なので、風呂に入ってとにかく寝ることにした。
ベットに入ったのが21時であった。
そこから夜中の2時まで寝れなかった。
何をしても寝れない。
「これからまた4日間もあの教室に行かないといけない。」
こう思うと頭がぐちゃぐちゃになった。
絵に描いたように、思い出す出来事全てが黒く塗りつぶされるような夢を見た。
すぐにカウンセリングができる心療内科を探した。
近所の病院は予約が1.2ヶ月先までいっぱいだった。そんなに待てない。
オンライン診察をしてくれるところを予約した。今日やってくれる。
14時も選べたが、18時を選んだ。仕事を終えてから診察しようと、ここまでは思っていたのだ。
夜中2時に気づくと寝ていて、4時半に起きた。
もうこの時点で、なんとなく行けないような気がしていた。
2時間しか寝てない、ぐちゃぐちゃの気持ちのまま教室に行ける気がしなかった。
「何と言って休もうかな」と考えていたら6時になった。
いつもの起床時間まであと30分。
急に元気になった。
目が覚めて、辛い気持ちはあるけど体が起きようとしている。
なんだか職場に行けそうな体の軽さになった。
「いや、絶対に何かがおかしい」
そう思って調べていると、どうやら自律神経が「戦闘モード」に切り替えているようだった。
ストレスを使って体を奮い立たせようとしているのだ。
でも、もう気持ちは限界だった。
7時に職場に電話した。
「腹痛と気持ちが悪いので1日休ませてください。」と伝えた。
職場の上司はとても優しく「気持ちがしんどくなっちゃったかな?」「辛かったよね」と優しく返事をしてくれた。
もう電話をするたびに涙を流していた。
とにかく1日休めると分かってから、もう1度寝た。
気付いたら13時まで寝ていた。
時計を見るのが嫌になった。
時計を見ると、自分のクラスの子が今何をしているのかがなんとなく分かる。
なんとなく分かるからこそ思い出す嫌な出来事と、休んでいる罪悪感でいっぱいになるからだ。
とりあえず冷蔵庫にあったものを食べて、車で買い物に出かけた。
意外に食欲と出かける元気はあった。
夕方、学年主任の先生から電話がきた。
明日の授業についての相談の電話だった。
「そうだよね。普通は1日休んだら翌日は行くものね。」
そう思いながら、予定について話し合うが、行ける気がしなかった。
なので、
「予定は組むのはいいんですけど、私が行けたらの場合ですよね。まだ行ける気がしないです。」
そう答えたら、学年主任は涙を流しながら「そうだよね」と答えた。
学年主任はとても優しい方だ。私と同じぐらい辛いはずなのに、いつも私に寄り添ってくれる。あんなに優しい方はしばらく出会わないだろう。
明日の予定については、私がいてもいなくても授業が進められるように計画してくれた。
18時にオンラインの診察が始まった。
昨日の夜からの体の様子と職場のストレスについて話した。
5分も経たないうちに
「適応障害ですね。1ヶ月の休職の診断書を出すので、ゆっくり休んでください」
と言われた。あっけなさすぎてびっくりした。
診察は20分ほどで終わった。
もらったのは、診断書と請求書と眠剤の処方箋だ。
本当にあっという間だった。
そのまま、学年主任、教頭、校長に電話をして伝えた。
伝え終わると、すごく元気になった。しばらく休めることがわかったからだ。
友達が集まってやるゲームにそのまま参加した。
いつもは多忙でほとんど参加していなかったので、友達は驚いていた。
「休職することになったからしばらく遊び放題だぜ〜」と言えるぐらい元気になった。
案の定、ゲームは超下手になっていた。