【ドバイ&NY旅行記②】世界一の高さ「ブルジュ・ハリファ」は民度が終わっている話
↓前回の旅行記↓(読まなくても大丈夫。読んでくれたらうれしい。)
結論:ブルジュ・ハリファは良い。民度が終わっている
ドバイにある世界一高い建物「ブルジュ・ハリファ」に登ってきた。
全長828メートル、地上163階、
2010年に完成されて以降、未だその記録は塗り替えられてない。
東京スカイツリーが634メートルだから、それより200メートルほど高いって
異常だよね。
異常なのは高さだけでない。値段も高いのだ。
最低価格で179AED(約7,400円)。
最高階まで行けるチケットは、769AED(約32,000円)。
なんと恐ろしい価格だ。
さすがに展望台に3万円を払う勇気はなかったので、一番安いチケットで行くことにした。
世界一の眺望を見れることを期待しながらブルジュ・ハリファに向かうことに。
◾️受付する前から地獄は始まっている
受付の近くに到着、、、となんじゃこりゃ〜〜〜!!
ありえないぐらい人が溢れていた。
とりあえず列を辿って最後尾に並んだが、ざっと1000人ほど並んでいただろう。
列を整理するためのロープは余裕で足りず。
列を管理するスタッフは2人しかおらず、「(最後尾は)あっちに行け!!」と
叫ぶばかり。
最後尾は全然関係ないフードコートエリアまで続いている。
ドバイ・モールの通路を塞ぐように列が続いているので、列の間を人が絶え間なく行き来している。
入場前からすでにカオスだった。
何よりも面倒なのが横入りする連中だ。
少しでも列の間隔を空けようものなら、新しい外国人の背中がやってくる。
スマホを見て列が動いていることに気づかなかったとき(数cmだけど)、
通路を行き来する人のために少し間を空けたとき、
それは横入りチャンスを与えてしまったのである。
1時間ぐらいの間に8組ほど入られかけた。
私は意地が悪いので、横入りされたらそいつらの前にグッと入る。
そのせいか、私より後ろの方では、「横入りした奴vsずっと並んでた人たち」
でケンカが絶え間なく続いていた。(横入りする奴ら、ほとんどインド人。おでこに赤いマークをつけて、ずっとヒンドゥーっぽい言葉を話している。インドは順番という概念を義務教育で教えないのだろうか)
◾️展望台に着いてからも・・・
そしていよいよ展望台からの景色だドーーーーーン!!!!
圧巻・・・!とにかく圧巻・・・!!
、、、と言いたいところだけど、この時点で自分はだいぶ疲れ切っていた。
横入り連中へのストレスと2時間並んだことの疲れで、体力はほぼゼロ。
そして、この展望台もまあまあマナーが悪い。
まず、壁際にずっっっっっっと座る奴ら。
壁際に座って、ポーズしながら夜景と共に写真を撮る。
(座ることはもう置いといて)ずっっっっっっと座ってる。
1グループで交代しながら撮るから、10分ぐらいはかかっている。
窓も無限にあるわけではないし、ベストスポットは正直限られている。
そこをいくつものグループがハイエナのように、まだかまだかと群がっている。
おかげで展望台は朝の山手線の車内のようになっている。
そして、窓がめちゃめちゃ汚い。
雨の日の通勤電車のドアの窓のようだ。あの湿ったり触った痕で外の景色がほとんど見えないときの窓。そのものだ。
特に下側とかは見てられない。
座ったときにみんな寄りかかってるから、汗やらなんやらですごいことになってる。
日本だったらまめに拭いてくれるのだろうが、この日は間に合ってなさそう。
せっかくの夜景も指紋の痕をみるとげんなりする。
◾️帰り道も油断禁物
とどめは、帰り道だ。
行きが混んでいるのなら帰りも混んでいる。
当然、帰りのエレベーターにも行列ができている。
行きほど混んではないが、それでも1時間は待った。
行きは景色の楽しみさで元気だが、景色も見終わって疲弊している体にとどめをさしてくる。
ブルジュ・ハリファは、昼間or高いチケットを買え
以上のようにブルジュ・ハリファに行くなら「昼間に行く」「高層階に行ける高いチケットを買う」の2択がおすすめだ。
間違っても、夜に最安のチケットを買うではないぞ。
◾️昼間に行く
昼間であればそんなに混むことはないはずだ。
昼間でも十分ドバイの絶景を楽しめるはずだ。
夜に行って、2.3時間も待つ恐怖よりは全然マシである。
しかも、ブルジュ・ハリファはなんと朝7時から営業している。
朝一番に行くとかはどうだろうか。
◾️高いチケットを買う
どうしても夜に行きたいわがままなあなたへ。
ぜひ高層階に行ける高いチケットを買おう。
上の769AED(約32,000円)は石油王向けプランだが、
下の399AED(約16,000円)なら現実的だろう。
※以降、上のチケットを「石油王」、下のチケットを「SKY」と呼ぶ。
このチケットの最大のメリットは高層階に行けることではない。
エレベーターまでの順番をスキップすることができるのだ。
まず、施設に入場するための列があるのだが、
・石油王
・SKY
・最安(人権なし) と3つ列がある。
私が行ったときは、SKYより上に並んでいる人はほぼいなく、待ち時間はほぼないはずだ。
そして、エレベーターまでも列が続くのだが、たまに、スタッフが誘導しながら、列をごぼう抜きし、別のエレベーターに連れてかれるお客さんがいた。
あれは石油王だけなのか、SKYもなのかはわからないが、待ち時間が0分なのは間違いないのだろう。
ドバイは素敵な観光地やおいしい中東料理のレストランがたくさんあるのに、待ち時間に何時間も費やすのはもったいない。
値が高いのは確かだが、タイパを重視するのであれば、絶対に買うべきだ。
ドバイの旅行記
ここからは私がドバイで観光したことを写真とともに紹介する。
ぜひ最後まで見ていってほしい。
ドバイの気温は常に30度前後。
日差しはキツいが湿度は案外ないのでカラっとしている。
歩くのは30分までが限界かな。
次回はニューヨーク編。お楽しみに。