イギリス在住者が思う「ロンドンあるある」を紹介
ロンドンといえば、世界屈指の大都市であり、観光名所も数多く、日々新しい発見があります。
しかし、実際に住んでみると、観光ではわからない「ロンドンあるある」が結構あったりします。
そこで今回は、在住の私が日常の中で感じるロンドンあるあるを紹介していきます。
ロンドンで生活したことがある人にはロンドン生活のリアル、共感できるポイントがあると嬉しいです。
これからロンドンに旅行で来られる方も住む予定の方もこれを事前に知っておけば戸惑うことも少なくなるかもしれません。
ロンドンあるあるTOP
⚫︎スマホの盗難が多い
ロンドンでは、スマホの盗難が非常に多発しており、スマホを片手に持っているとすぐに狙われます。特に全身黒づくめの電動自転車に乗った人が走行中にバス停で待っている人のスマホをひったくる「スマホスナッチャー」が頻繁に見られます。
私自身もその被害に遭い、幸運にもスマホをしっかり握っていたため、盗まれずに済みましたが、犯人が猛スピードで手を伸ばして接触してきた時は非常に恐怖を感じました。
ロンドンではスマホはバッグにしまっておくか、両手でしっかり持って周りの状況に気を配るようにしましょう。
⚫︎現金は使わない
ロンドンでは、現金を持ち歩く人は少なく、ほとんどの支払いはカードかスマホ決済で行われます。地下鉄やバスの交通機関でもカードで簡単に乗車でき、スーパーやカフェなど、ほとんどの場所でコンタクトレス決済(非接触決済)が主流です。
現金を使う機会が少なすぎて、いまだにコインの現金を支払いするときはもたついてしまいます。
⚫︎手を挙げないとバス停にいてもバスは止まってくれない
ロンドンでは、バス停に立っているだけではバスは止まってくれません。バスが近づいてきたら、しっかりと手を挙げて「乗ります!」とアピールする必要があります。
私も最初このルールを知らず、手を挙げずに待っているとそのまま素通りされることもありました。。。
ロンドンのバスは非常に効率的で、乗客がいなければ止まらないシステムが徹底されています。遠慮せずに手を挙げて逃さないようにしましょう。
⚫︎信号無視は当たり前
ロンドンの歩行者は、信号を守らずに道路を横断することが日常茶飯事です。特に通勤ラッシュの時間帯には、青信号になるのを待たずに歩行者がどんどん道路に飛び出していきます。
これには最初驚くかもしれませんが、住んでいるうちに「みんなやってるから大丈夫」と感覚が麻痺してしまうことも。強気の車も結構いるので、安全には注意が必要です。
⚫︎突然バスが止まって強制的に降ろされる
ロンドンでバスに乗っていると、「This bus terminates here.」というアナウンスとともに、突然バスが終点でもないのに停車し、全員降りるように言われることがあります。
運転手の都合や交通渋滞の影響など、理由はさまざまですが、慣れていないとびっくりする瞬間です。急に降ろされて次のバスを待つはめになることもありますが、これもロンドンバスあるあるのひとつ。
⚫︎地下鉄は空気が汚くて鼻が黒くなる
ロンドンの地下鉄(Tube)は、特に古い路線では空気が非常に汚れていることがあります。乗車後に鼻をかむとティッシュが黒くなるほどで、通勤時間帯に利用すると、車内の埃や排気で鼻が詰まったりすることも珍しくありません。
古いインフラを抱える都市ならではの問題で、空気がこもりやすい地下鉄は、特に長時間利用する際にはマスクがあると安心です。
⚫︎電車や地下鉄にワンちゃんが普通に乗っている
ロンドンでは、電車や地下鉄にワンちゃんが普通に乗っている光景をよく見かけます。
犬好きの方にはたまらない光景ですが、一般的に公共交通機関でペットが一緒に移動することが許可されているのが特徴です。
電車や地下鉄では、リードをつけた状態で乗車することができるため、愛犬と一緒に出かけることが日常的になっています。
こんなにくつろいでるワンちゃんはきっと地下鉄に慣れている証拠ですね!
⚫︎外食は高いけどスーパーの食材は安い
ロンドンで外食をすると、一食あたりの価格がかなり高く、レストランやカフェでの食事は贅沢と感じることが多いです。しかし、スーパーの食材は比較的安く、特に野菜や果物、肉などはリーズナブルです。さらに、テスコやセインズベリーなどでは「ミールディール」という手軽なセットメニューもあり、£4以内でサンドウィッチ&フルーツ&ドリンクのセットを買うことができるので、外食の高額さをカバーする選択肢として、人気があります。
⚫︎日本と同じく生卵が食べられる卵かけご飯ができる
イギリスでも、日本と同じように生卵を安心して食べられるって知っていますか?
英国の多くのスーパーで販売されている「British Lion Quality」マークの卵は、サルモネラ菌のリスクが低いとされています。そのため、卵かけご飯や生卵を使った料理も問題なく楽しめます。
料理が面倒くさいとき、卵かけご飯で簡単に済ませられるのはうれしいポイントです。
⚫︎オフィスワークのイギリス人は15.16時くらいに帰り始める
ロンドンのオフィスでは、日本と比べて働く時間が短いと感じます。特に夏時間が導入されている時期には、午後3時や4時に帰り始める人が多く、残業をする文化がほとんどないため、早めにオフィスを出るのが一般的です。
家族との時間やプライベートを大切にするライフスタイルが根付いているため、仕事をさっと終わらせて、定時で帰宅するのが普通です。
⚫︎17時にはバーに人だかりができてビールを飲んでいる
ロンドンでは、仕事終わりの午後5時を過ぎると、パブやバーにはすでに大勢の人が集まり、ビール片手にリラックスしたひと時を楽しんでいます。
イギリスのパブ文化は根強く、週末だけでなく平日でも賑わいます。特に金曜日の夜には、道にまで溢れるほどの人だかりができ、パブの外でビールを飲みながら同僚や友達と語らう光景がロンドンの街角の定番です。
⚫︎駅の「Mind the gap」が危険なくらいの差がある
ロンドン地下鉄に乗るとき、必ず耳にする「Mind the Gap」というアナウンス。プラットフォームと列車の間にできる隙間に注意するよう促すものですが、路線や駅によって隙間の大きさがかなり違います。
中には、隙間が広すぎて、降りる際に大きく階段以上の差を感じる駅もありるので、慣れていないと、本当に注意が必要です。
⚫︎公衆トイレのトイレットペーパーは高確率で流れていない
ロンドンの公衆トイレに入ると、トイレットペーパーがない、あるいは補充されていないことが多々あります。特に観光地や駅ではトイレットペーパーが切れていることが頻繁で、使い終わった紙がそのまま流れていないことも。
衛生面で気を使う必要があり、外出する際には携帯用のティッシュペーパーを持参することをおすすめします。
⚫︎スーパーには未購入なのにパッケージが開いている
ロンドンのスーパーでは、商品が未購入にも関わらずパッケージが開いていることが少なくありません。特にお菓子やスナックコーナーでは、試しに中身を味見してみようという人がいるのか、開封されたままの商品が棚に戻されていることがあります。
驚くべき光景ですが、これもロンドンのスーパーでよく見かける「あるある」シーンです。
⚫︎家に冷房がない
ロンドンでは、一般的な家庭に冷房がないことが多いです。夏の間でも、湿気が少なく比較的涼しい日が多いということもあり、冷房の必要性が低いとされています。
実際にロンドンの夏を体験し、冷房がなくてつらいと思ったのは1週間程度でした。扇風機や窓を開けてしのぐのが、ロンドンの夏の定番スタイルです。
⚫︎グラウンドフロアが日本の1階
イギリスでは、建物の階数表示が日本と異なり、1階は「Ground Floor」と呼ばれ、その上の階が「1st Floor」となります。日本の感覚で言う「1階」が、イギリスでは「Ground Floor」に当たり、「1st Floor」は2階扱いです。
引っ越しやホテルの部屋探しでこの違いに戸惑う人も多いですが、慣れればすぐに理解できるようになります。
⚫︎歩きタバコは当たり前
ロンドンでは、歩きながらタバコを吸う人を見かけるのは非常に日常的な光景です。特にパブの近くや繁華街では、路上でタバコを吸いながら歩いている人が多く、日本のように「喫煙エリア」が厳格に設けられていないため、場所を選ばず喫煙することが許容されています。
また、歩きタバコをしている人に遭遇しても、周囲の人々は特に気にしないことが多いです。
⚫︎公園にビキニ姿の女性
ロンドンの公園では、天気が良いとビキニ姿で日光浴を楽しむ女性たちを目にすることがあります。特に夏の間、日差しを求めてハイド・パークやグリニッジ・パークなどの広い緑地で、ビーチにいるかのようにくつろいでいる女性が多く、ロンドンならではの光景です。
ビキニ姿でリラックスしながら本を読んだり、ピクニックを楽しんだりと、公園は都会の中のリゾートとして親しまれています。
⚫︎夕陽が驚くほど綺麗
ロンドンでは、特に秋や冬の夕方に見られる夕陽が驚くほどきれいです。
テムズ川沿いやハイドパークなどの広い場所から眺める夕陽は、オレンジやピンクのグラデーションが空を染め、街全体を幻想的な光で包み込みます。
特に曇りがちなロンドンの天気だからこそ、晴れた日の夕焼けは一層印象的。ロンドンの夕陽を眺める時間は、忙しい都市生活の中でふとした癒しのひとときです。
⚫︎フードトラックの食べ物が安くて美味しい
ロンドンのフードトラックは、街の至るところで見かける手軽でおいしい食のオアシスです。特に昼時には、ビジネス街や公園に集まるフードトラックから、リーズナブルな価格で世界各国の料理を楽しむことができます。
カレー、タコス、ホットドッグなど、選択肢も豊富で、ボリュームもたっぷり。外食が高めのロンドンで、フードトラックはお財布に優しく、味も本格的で満足感が高いです。
⚫︎公衆トイレはパブを使う
ロンドンでは、大きい駅以外は駅にトイレがなかったり、カフェは購入者のみ利用できるよう鍵がかかっていることが多く、公衆トイレを見つけるのが意外と難しいです。
そのため、トイレに行きたくなったらパブを使うのが裏技の方法です。
街中にあるパブは、基本的にどこにでもあり、定員さんにいうと快くトイレを利用させてくれることがほとんど。特に観光中や買い物をしていると、突然トイレに行きたくなることがあるので、パブの存在は本当に助かります。
トイレだけを使うのは少し気が引けることもありますが、ついでに一杯飲んで観光の一息つくのもロンドンぽくて良いですね!
まとめ
ロンドンでの生活は、観光では見えない日常の「あるある」がたくさんあります。
生活をし始めた当初は驚くことが多かったですが、最近はあるあるだねというふうになっていて、自分がロンドン生活に慣れたことを感じます。
これもイギリス文化と思って、楽しむのが一番だと思っています。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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