凱一の「YouTubeを見て学ぶ」
凱一の「Youtubeを見て学ぶ」
第6回『STMとは。』
凱一の「Youtubeを見て学ぶ」6回目の今回からは若手実業家の竹花貴騎さんの動画を見て学びます。
今回の動画は「【バカ売れする営業方法】必ず相手の印象に残る戦略とは!?」を見て学んだことを大学生の視点から感じた事を書き連ねていきます。
【STMとは】
竹花さんの動画は、前回までの与沢さんの動画と異なり、本題から入ります。(かく言う竹花さんもコメントで前置きが長いとの指摘を受けて今のスタイルに落ち着いたそうです。)
竹花さんいわく経営者がうまくいかないのはストーリーテリングを理解していないからだそうです。
ここで竹花さんは2人の登場人物について紹介します。
この2人の名前は後でキーとなってきますので、覚えておいてください。
1人目は、優しい子と書いて優子さん。
この優子さんはアップルの株を買うように助言されてリンゴ農園の株をってしまうほどあまり知識がなくて人の助言をうのみにしてしまうほど人のいい方です。
2人目は、恵さんです。
この恵さんは二人の子持ちで忙しい家事の合間を縫って株をやっています。
では、本題に戻ります。
竹花さんによると「マーケティング」と聞いて、ほとんどの人が言語化できないといいます。
ここで動画上で竹花さんはまず、ティッシュを1枚まとめて丁寧に画面外のスタッフの方に投げました。
もちろん、丁寧に1つだけのティッシュが投げられているのでそのスタッフの方はきちんとうけとることが出来ました。
次に竹花さんは、次にティッシュをまとめた3つの塊を乱雑に投げました。
もちろん、そのティッシュは3つすべてを受け取ることはできませんでした。
これがマーケティングのすべてだといいます。
いったいどういうことなのか。
100人に名前を知ってもらうことがマーケティングではありません。
まずは1人にしっかりとストーリーを伝える事、それがマーケティングなのだと。
人の心を打つマーケティング、Story Telling Marketingをまずやる必要があるのだと。
これが今回の記事のタイトルにもあるSTMです。
また、竹花さんは売りたい商品の機能やお店のメニューなどは二の次でいいといいます。
それ以上になぜ企業に至ったのかというWhyの部分をSNSを使って伝える事が重要なのだと。
自分はどんな人間なのか、なぜ今のことをするに至ったのかといった内容をSNSに書くことが今の時代にあった大切な戦略だといいます。
SNSはしっかり利用して儲けるのだと。
過去に博多明太子をニューヨークで売ろうとしたレストランがあったそうです。
最初の商品名は”Mentaiko”。そんな得体のしれないタラの卵はなかなか欧米の文化には受け入れられませんでした。
なんとそんな”Mentaiko"、名前を変えるだけで爆発的に売れるようになったそうです。
どんな名前にしたと思いますか?
”Spicy Cabia”に名前を変えたそうです。
この事例からも言葉を選ぶマーケティングがいかに重要かということがよくわかります。
竹花さんが代表取締役社長を務められている株式会社Limではうどん屋おばあちゃんのお話をされるようです。
ちなみに25000円でマーケティングのコンサルを受けられるというサービスが主な株式会社Limの主要な事業となります。
このおばあちゃんは東村山出身でうどん屋を経営されています。
ここのうどん屋かなり味は美味しいのになぜかお客さんの数が伸びません。
なぜ、客足が伸びないのかと聞くとマーケティングにつながる作業が難しくてよくわからない、だから今のままでもいいのだといいます。
そんなうどん屋のおばあちゃんでもわかりやすいマーケティングの技術を学ぶことができるサービスがあるといった伝え方を株式会社Limではされているのだといいます。
このようにストーリーを絡めてマーケティングを行うことで認知がまったくもって変わってくるそうです。
また、なんとなくでSNSをやっている限りは絶対に成功しません。
クオリティマーケティングとオークションマーケティングという言葉があります。
クオリティマーケティングとは、クオリティやストーリー、さらにはYoutubeでの動画の1つ1つ丁寧に作るマーケティング戦略。
オークションマーケティングとは、お金を多く払えば払うほど多くの人に見られるようなマーケティングの仕組みのことです。
オークションマーケティングではどうしても大手企業の力が強くなってしまうため、SNS上の一言一句にこだわるクオリティマーケティングで勝負する必要があるとのことです。
大企業が、仕事を請け負ってもらう企業を選ぶ際、よく知られている方を使います。
そのため1つ1つの言葉を丁寧に本気で選んで発信することがとても重要になってきます。
ここで冒頭の2人の女性の話に戻ります。
アップルと間違えてリンド農園の株を買っていた女性、これは動画上でも動画を見ていた僕も覚えていました。優子さんです。
では、もう一方の女性の名前は何だったかか覚えていますか?
答えは恵さんなのですが、覚えていらっしゃった方はいらっしゃいますでしょうか?
この動画上でのスタッフさんも7人中1人ぐらいの方しか覚えていませんでした。
ストーリーに絡めて説明していた優子さんしか印象に残っていないのです。
いかにストーリーテリングが重要であるかを伝えるための視聴者を巻き込んでの事例だったのです。
ほとんどの人がこのように印象に残るような伝え方をしていないといいます。
飲食店でもスペックばかりで開店に至った経緯などを全く伝えていないレストランがほとんどだそうです。
こういったスペックを伝えてのマーケティングは大企業の行う戦略なのです。
【感想】
まずは僕自身マーケティングについての理解がほんとに浅かったことを実感いたしました。
それに、まだまだ小さい規模ではありますが商品販売を行う立場からすると今回の動画はとても勉強になる内容で見入ってしまいました。
竹花さんは前回まで取り扱っていた与沢さんとは、話す内容も動画の作り方もまったく異なっていてそういった視点で動画を見ることも楽しかったです。
これから数回は竹花さんの動画を拝見して学んだことを記事の内容として書かせていただくつもりなのでお楽しみにしていてください。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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