清掃会社は掃除当番をどうしているのか、まとめてみた
はじめに
こんにちは。リ・プロダクツ株式会社の小山です。
私がリ・プロダクツに入社したのはわずか半年前。
入社初日に執務室に入り第一印象でまず思ったのが、「オフィスめっちゃキレイやん」でした。
しばらくは「清掃会社だから定期的に清掃が入ってるのかな?」と思っていたのですが、この部屋のキレイはおよそ掃除当番によって保たれていることを知り、再び驚くことになります。
ふとそんな入社時の記憶を思い出していたお正月、「『清掃会社が自社ビルの掃除当番どうしているか』って、意外と知りたいのではないだろうか?」と思いついたのが、本記事執筆のきっかけです。
リ・プロダクツについて紹介
本題に入る前に、我々リ・プロダクツについて紹介させてください。
リ・プロダクツは1973年、モップ等の清掃物品の販売からスタート。
今では清掃サービスだけでなく、そのノウハウを活かしお掃除ロボットのレンタル・稼働サポートなど幅広く行っています。
本社オフィスは、常勤の従業員数16名*という数字の割には、かなり広い方なのではと思います。
*2024年1月執筆時点
本社ビルは全5階建て。写真では伝わりにくいかもしれませんが、奥行きもそれなりにあります。
リ・プロダクツの掃除当番
リ・プロダクツは清掃サービスを提供する会社ですが、自社ビルの掃除を清掃スタッフがすることはほぼありません(およそ年1回のワックス掛けにのみ出動する程度)。
リ・プロダクツでは、12名の本社社員が当番制で各所の掃除を担当します。
各員出社時に実施しており、1日に2人・各15分程度で済んでいます。
内容も窓の拭き掃除・ゴミ回収などが主で、床掃除は階段掃除がある日以外はせずです。
肝心の床掃除は?
肝心の床掃除ですが、当社では1階から5階までの床掃除を、全てお掃除ロボットに任せています。
ロボットは階段を昇り降りできないので、当社では全階にお掃除ロボットが配備されています。
どのフロアも基本的には1日1回稼働。
フロア面積が広く人の出入りの多い4階メインオフィスのみ、朝9時と夕方17時の計2回、2台体制で稼働させています。
なので我々が床掃除に関してやるべきことは、「定期的なロボットのメンテナンスだけ」です(階段はハンディクリーナーで掃除しています。階段掃除ロボットが切実に欲しい今日この頃です)。
5階建てのオフィスの清潔を、少ない人数で維持することができているのは、お掃除ロボットのおかげなのです。
「ロボットの自社検証」という側面でのロボット活用
1.日常的なロボットの活用が「おそうじレンタル」のサポートに活きる
冒頭でも少し触れましたが、当社では5年ほど前よりお掃除ロボットの月額レンタルサービス「おそうじレンタル」を展開しています。
我々は基本的にロボットはゴミ捨てとブラシ類のメンテナンスしかしていませんが、当然不調が起こることもあります。
例えば、多いのがお掃除ロボットの「マッピング」の不調。
お掃除ロボットはフロアを効率的に掃除するために一度間取りをスキャンするのですが、当社ではサービス開始初期、このマッピングにだいぶ苦戦していました。
しかし、床の掃除当番をお掃除ロボットに任せるようになったことで、
「こんなエラーもあるのか」
「このエラーはこうすれば回避できるのか」
というQ&Aが次々と蓄積していくように。
お掃除ロボットの掃除当番での自社活用が、お客様の課題解決にも役立つことが分かったのです。
2.おそうじレンタルのラインナップ検討に役立つ
当社2階のトレーニングルームでは、見たことがないロボットがよく動いています。
ケルヒャーのBR 30/1 C Bpの有用性を自社で検証した際には、おそうじレンタルの営業・サポートメンバーが、ラインナップに追加を検討している製品について、社内の掲示板で掃除当番時の使用を呼びかけ、社員からのフィードバックを収集したこともありました。
ちなみに、ロボットの検証ルームがある2階のフローリング床はロボットを四六時中稼働させているせいか、会社の中でも群を抜いてピカピカです。(笑)
お掃除ロボットの理想的な業務利用を実践
自社オフィスの清掃にお掃除ロボットを導入し始めたのがおよそ2、3年前。
お掃除ロボットのレンタルサービス提供者として、「お掃除ロボット導入の見本事例になれたら」という思いで、掃除当番の床掃除をロボットに置き換えました。
その結果、社員の負担が減っただけでなく、ロボットの自社検証の機会が増え、お客様に還元できるように。小山個人としても、掃除が最小限で大変助かっております。
今後もお客様により良いご提案ができるよう、自社検証の機会を重ねてまいります。
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