数学で鍛えた論理的思考力が強み。グロースマーケター・石崎に聞く働きがい
こんにちは!Repro株式会社人事部の山崎(以下、山)です。
本日はCustomer Success Divisionでグロースマーケターを務める石崎晋也(以下、石)さんをご紹介します。
■プロフィール紹介
山:はじめに自己紹介をお願いします!
石:2024年にReproへ入社し、Customer Success Division所属のグロースマーケターとして働いている石崎です。
山:仕事内容について教えてください!
石:クライアントの課題解決を戦略立案から実行まで一気通貫で実施するプロフェッショナルサービスを提供するチームに所属しており、「Repro」を導入いただいたクライアントのサービスの売上向上や目的達成のために、伴走型の支援を行います。具体的には、仮説立てからデータ分析、グロースのための戦略策定まで。担う役割はとても幅広いものです。
現在担当しているサービスは、ファッション関連のWebサイト、イベント予約サイト、健康促進アプリなどがあります。
山:働きがいや面白みを感じる瞬間はどんなときですか?
クライアントの目的達成のために取り組むなかで、データを見て仮説を立て、仮説を検証していくプロセスに面白みを感じます。その時の感覚って、数学の問題が解けた時と似ているんです!
山:そういえば…石崎さんは実は数学に詳しいとお聞きしました!お休みの日は何をされているんですか?
石:お酒が好きで、行きつけのお店が何軒かあるので、フラッと行ってたまたま居合わせた知り合いと飲むことが多いです。ビール、日本酒、焼酎となんでも飲めますが、最近は一応健康に気を配って飲むお酒を選ぶようにしています…(苦笑)
あとは、それこそ数学ですかね!
山:お休みの日に数学...趣味なのでしょうか?
石: 大学では博士課程まで行って数学研究をしていまして。その頃には触れる機会のなかった分野や新しい問題を見つけて解くのが面白いんです。以前触れていた分野でも、「最近どうなってるかなあ」と調べてみると常に発展、進歩しているので、それでまた調べてしまう…“沼”です…。
■数学とビジネスが繋がったターニングポイント
山:Reproに入社する前の経歴について教えてください!
石:大学生くらいの頃は数学の研究者になりたいと考えていて、博士課程で常微分方程式に関連するテーマの研究を行っていました。 世の中には絶対と言えるものがありませんが、数学は正しいことを正しいと言い切れる世界だというところが数学にハマった理由です。
山:大学を出てからは、どのような会社で働いていたのですか?
30歳を機に社会に出ることを決め、知人が勤めていた広告代理店に就職しました。
理系の知識を扱う事業を営むクライアントが多く、これまでに学んできた数学の知識や分析手法などを活かせる場面が多くありました。クライアント企業の方々からは「話がしやすい」と言っていただくことが多く、信頼関係を作りやすかったのを覚えています。
「やりたいこと」「できること」「求められること」の重なる点をより広げていきたいと考えて転職を検討し、Reproと出会いました。
山:Reproに入社する前の社会人経験において、学んだことや気づきはありましたか?
石:大学時代に世界的研究者のそばでハードに数学研究をしていた頃の経験は、今の自分の論理的思考力のベースを作ってくれたと感じています。
また、前職では現場感覚を重視し、仕事に活かす姿勢が身につきました。クライアント企業の現場に出向き、製品や現場を見ることで「誰のための仕事なのか」という解像度が上がります。そうすると、仕事に必要な情報が得られるだけでなく、モチベーションも湧いてきます。
Reproで働くなかでも、データの重要性を理解したうえで、データだけで考えないように注意しています。自分でサービスを使ってみる、実店舗に足を運んでみる…などを通して、できるだけ現場から入るようにしています。
■Reproを選んだ理由
山:入社理由を教えてください!
石:まず、Reproが提供・開発しているプロダクトの目指す方向性や機能が自分のやりたいこと・狙っていることと大きく重なっているという点が大きかったと思います。
例えば「Repro Booster」というサイトスピード改善ツールについて話を聞いた際、私自身今までの経験から、サイトスピードの改善が効率良く・効果的にサービスの改善を促せると考えておりましたので、自分が行いたい・行うべき手法をツールとして実現している点にて非常にReproという会社に興味が湧きました。
また、役員の中澤と話した際には、マーケティングの真価に対する考え方がまるで数学研究者のようで驚きました。自分がこれまでに興味・関心を持っていたところと重なり、「Reproなら、これまで培ってきた数理的能力を活かせる」と感じ、入社意欲が高まりました。
山:「Reproのここが面白い!」と思う点はありますか?
石:先ほど「Repro Booster」についても触れましたが、目の付け所に独自性があり、オリジナリティのあるプロダクトを持っているところが面白い点ですね。
また、これだけの情報化社会において、一方的な情報提供だけでは消費者やユーザーとのコミュニケーションが成り立たなくなっています。Reproを通して実現できる「1to1コミュニケーション」の重要性も高まり続けると考えています。Reproのノウハウとサービスを通してその領域に取り組めることも面白そうだと感じています。
山:これまでの経験のなかでReproでも活かせそうなものはありますか?
石:Reproは主にWebサイト・アプリに流入してからのコミュニケーションにおいて使えるサービスです。それに対して、自分が経験してきたのは、Webサイト・アプリに新規ユーザーを呼び込む部分です。例えばWeb広告、Webサイト制作、効果分析など。そこで得た知見や感覚があることで、全体的に理解をしたうえで(クライアントに対して)最適な助言やサポートを行うことができると思います。
■今後挑戦していきたいこと
山:Reproで今後挑戦したいこと、実現したいことはありますか?
石:「グロースマーケティングをグロースさせる」ことに挑戦していきたいと考えています。
さまざまなマーケティングプランを実践し続けることで、やがて「グロースマーケティング理論」を構築できると思うんです。その理論があれば、Repro内外の多くの方々がグロースマーケティングを実践することができ、会社やサービスのより大きな成長を実現できるようになります。
数学業界では、数学に関する発見や知恵が日々見出され、論文を通して共有されています。ある研究者によって共有された発見によって、また別の研究者の研究が進み、さらに新しい進歩に繋がります。ビジネス業界でも「車輪の再発明はやめよう」と話す方がいると思います。そうしたものと近い発想かもしれません。
まずは、自分が所属しているチーム内でナレッジの構築や教育に取り組んでいくことから始めていこうと思います。
企画・取材・執筆=株式会社ユニーク
写真=Akiko Kawada
\\石崎さんの所属しているCustomer Success Div. の求人はこちら//
\\他ポジションでもReproは積極採用中です!ぜひ気軽にご連絡ください!//