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K-POP独り言

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日々気づいたこと、気になることに関するメモを、モノローグ的にまとめています。雑多な断片集。
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2018年1月の記事一覧

再生

癒しのノベルティソング:MOMOLAND ”BBoomBBoom"

ぐれいっt!! ジョンの不幸から明日で1か月、SHINeeやジョンの曲が聴けない日々が続くなか、耳や目をこじ開けて入ってくる曲があります。 MOMOLANDのぶんぶんです。 どこかで聴いたような「Kぽらしいダンスビート」、T-araだっけ?サイだっけ?これって前の曲のポイントダンス?え~もうなんでもいいわ、と畳みかける振付引用の洪水、はてはブルゾンちえみらしき髪型まで…。 ひたすら楽しい、憂き世を忘れて、ただ浮かれてただただ楽しい。 そしてエロい。腰がエロい。エロくて楽しい。 エロ楽しい。 (←ジャンル認定) 故大瀧詠一は、みずからの楽曲を、歌を重視したメロディーソングと、リズムを重視し、おふざけ的な要素を満載にした「ノベルティーソング」に大別し、秀逸な楽曲を遺しましたが、まさにぶんぶんは見事な「ノベルティーソング」といえそうです。 二段横蹴りプロデュース、オーディション番組を経て結成されたMOMOLANDは、プロデューズ101に完全の陰で地味な存在でした。デビュー後数か月での大量増員も、「うまくいってなさ」を強調してしまい、さらに微妙な感じになっていましたが、新メンバーJOO Eのファニーキャラがブレイク、その勢いに乗って、前活動曲のEDM版からの、今回のぶんぶんという流れ。 「目立つのはナンシー(ダブル顔の子)かヨヌ(背の高い子)しかいないけど、ヨヌはなんかやりたくなさそうだよなあ…」といったこれまでの流れをほぼ払拭。JOOEの爆発力を軸に、各メンバーが本当にいきいきした感じになってますね。テンション低め美女のヨヌなどは、これまでと一転して、いきいきとエロ担当を演じています。 なかなか売れることの少ない楽曲制作チームプロデュースのガールズグループですが、二段横蹴りも、JOOEを軸としたノベルティ的イメージがつくられることではじめて、本領を発揮してくれた感がありますね。ぶんぶんが収録された今回アルバムも、全体としてとてもよい楽曲がそろってます。 この動画は、前日にMカで一位を取ったあとのパフォーマンスですが、なんとも勢いがあってよろしいですね~。MVや音源にくらべて(同じ音源トラックのはずなのに)テンポがはやく感じるのも面白いです。MVでただのテロップだった「ぐれいっt!」の生掛け声は、もはやはずせないサウンドのひとつです。 そんなこんなで、すっかり僕にとって癒しのノベルティソングとなったぶんぶん。そっか、これが足りなかったんだなあ、これが。