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演劇『朝日のような夕日をつれて』と私

『朝日のような夕日をつれて2024』
チケット完売になった後にこの公演があることを知った。
「なんてこと!!!」

私は1989年の『ピルグリム』からずっと第三舞台の公演を見続けていた。解散公演は博多まで行った。
『朝日の〜』は1991年版からすべて観ていた。
1991年の頃は私が女子高生時代で、バイトで稼いだお金は観劇に全突っ込みしてた。この公演も週1〜2くらいの頻度で観劇して、役者さんの出待ちは観劇が無くても行ってた記憶がある。
でも、大人気公演で千秋楽のチケットは取れなかった。この時代ではチケットを確実に買う為に、始発でプレイガイド窓口に並んで、専用端末を店員さんに叩いて(検索して)もらうという仕組みだった。
確か徹夜で並ぶのは不可だったので(もしかしたら、浮浪者の人にお金を渡して並ばせてた人がいた時代かも)、始発で向かって、最短距離でダッシュしたけど、一番にはなれず、千秋楽のチケットは手に入れられなかった…

公演を何度も観ているうちに、やはりどうしても千秋楽が観たくて、演劇を通して知り合った親友と一緒に紀伊國屋前で完徹した。
並んでみると、他にも第三舞台ファンのお姉様方がたくさん並んだので怖くなかった。
3月の寒い夜にダンボールを敷いてうずくまりながら、「服の中に丸めた新聞紙を入れると暖かいよ」などと情報共有し合って、寒さを凌いだ。
その熱狂ぶりはスポーツ紙のニュースになってしまい、確か、紀伊國屋プレイガイドでは(第三舞台の公演限定だったかもしれないけど)当日券の窓口販売はその後、「危険」ということで、行われなくなってしまった。
若気の至りでごめんなさい。

1997年の松重豊さんが出てくる版は行ってるはずなのに、記憶が一切ない💦
私も社会人になって、熾烈なチケット争奪戦で勝てなくなって、1公演くらいしか観てないのかも(それが普通だ😅)。
大高洋夫さん、小須田康人さんのゴールデンコンビに加えて、筧利夫さんと松重豊さんが出てたら、絶対忘れないだろ!!!と思うけど、記憶喪失💧
2014年版は藤井隆さんの印象が強烈にある。
ものすごく真面目で努力家の人だな…と思って、感動して帰った。

「そんなアタクシが今回の2024公演を見逃したら、いかんでしょ!!!」

どうやったら、チケットを手に入れられるのか、歯ぎしりしながら、鴻上尚史さんのXを見ていると、何と!関係者席などをバラして少しチケットを流してくれるとのこと!
渡りに船!!神様!鴻上様!
その有り難きチャンス、きっとこの私めは物にしてみます。

チケットぴあなんて、久しく利用してなかったので、登録状態を確認。新規登録をした。
そしたら、後日チケットが本当に流れて来た!
😭😭😭😭
これで『朝日の〜』が観れる。
私は死ぬまで、この公演が行われる度に観劇したい。
そのくらい大切な作品になっている。

さあ、『朝日のような夕日をつれて2024』と向き合ってくるぞ。
私や鴻上さんらはどのように変わり、どのように変わらずにいるのだろうか。
楽しみだ!!

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