価値観の違いにギョッとした話
導入価値観は人それぞれ違うことを理解しておきたい。
ギョッとした話をしよう。
「掃除をしなくちゃ汚い場所」の話をしていて、「そういえば、、、」と古い器具の掃除が大変だから買い替えてはどうだろう?と提案というほどではない提案をしたら、断固として拒否された。
なぜ買い替えたくないのか理由は言わなかったけど、「壊れるまで使い切る!!!」という激しい勢いにギョッとした。
なぜギョッとしたのか?
理由を考えてみると、たぶん同意が示されると思っていたからだろう。
「これ、ちょっと大変だよね。今の時代はもっとラクなものがあるのにさ」という気持ちを私以外も持っていると何となく思ってしまっていたのだろう。
少なくとも、「大変だけど、使えているうちはもったいないから使おうよ」というような返しがくるとばっかり思ってしまっていたのだろう。
それが「絶対替えるもんか!!」と言わんばかりの悲痛とも取れる叫びに似た拒否を聞いてしまったわけだ。
「え?そんなに?」と引いてしまった自分をちょっとだけ戒めた。
雑談ぽいものだったし、どうしても替えたいわけではなかったから、「わかりました」と答えたけど、もし、これが喫緊の課題だったらいったい私はどう対処したんだろう?と考えてしまった。
何かを提案するときは、相手の性格をしっかり考えなければならないってことがよくわかった。
どうに伝えたら受け入れてくれるのか、その人にとってのメリットをどう伝えるか、そういうことを考えてから提案しなければいけないと改めて確認できた。
価値観は本当にそれぞれだ。
人は自分と同じ考えを他人もしていると思いがちだけど、そうじゃない。
自分の価値観はブレずに持つべきだけど、他人の価値観もちゃんと受け入れて、妥協点を探そう。
いい経験ができてよかった。
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