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長距離が専門でも短距離の練習は必要
長距離を泳げるようになりたい、1500mのレースに出たいと思ったとき、どんな練習メニューを作りますか?
スピード
スピード持久力
上記のような目的を考えた練習メニューになっているでしょうか。
同じ練習でも目的を考えることで、より、質の高い練習になります。
スピード
こちらは、やっている方も多いと思います。HardやMaxを繰り返すことで、スピードを上げていきます。
ここで勘違いしてほしくないのは、スピード練習をすれば速くなるわけではありません。
スピードが速くなるためには、水の抵抗を抑える泳ぎ方、自分の体がスムーズに動く泳ぎ方を見つけることも大事です。
スピード練習は、ピッチを上げたときの体の感覚を慣れさせるためです。
当然、速く泳ぐためのテクニックは必要です。
スピード持久力
今の自分の泳ぎの速さをキープできるようにすることを目的とした練習です。
これだけ聞くと短距離のための練習と思いがちですが、実は長距離を泳げるようになるにも、短距離での練習の繰り返しなんです。
では、1500mのレースに出たい、1500mを続けて泳げるようになりたいときどのような練習をすればいいのか。
50m単位、または25m単位での練習を繰り返す
この時に重要なのは、レースを考えているのであれば、自分の50mのベストタイムのペースで泳ぎ続けられるようにすることです。
何本やってもそのペースが維持できるようになると良いですね。
1500mを続けて泳げるようになりたいという方は、ゆっくりペースでもいいので、50m、25mで何本も繰り返し、泳ぎましょう。
どの泳ぎに関してもそうです。
レーンを独占できると、バタフライを100、200mを泳ぐときがあります。
そのときに、なんでバタフライが100m、200m泳げるの?
と聞かれますが、私は答えられません。
何本も繰り返し練習していたから、自然とできるようになった。もしくは、バスケをしていて、体力、持久力がついていたからとしか言えないです。
上手くなりたい、速くなりたい、長く泳げるようになりたいのであれば、練習しかないのです。
短い距離でも良いから、もう、何本も何本も繰り返すことが大事です。
成長できる人は、何本も何本も繰り返し練習ができる人だと思います。
もちろん、報われない練習、報われない努力もあります。
それでも、自分で何かを見出し、何本も何本も練習を繰り返す
そういう人が成長できます。
他人からしたら、何本も何本も練習して努力しているなんてわからないし、
苦労もわからないので、なんとも言えないですけど。
そう思うなら、もっと、練習しようよ~と言いたくなりますね💦
納得するまで練習するしかないので……
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