抵当権抹消手続き、靴の修理、駐車場の整備
レザークラフトとは全く関係のない話。
お金を出して簡単に新しいものを買ったり人に頼んだりできる時代であり、それはそれで便利です。とは言え、なんでもお金で解決していると自分では何もできないままになってしまい、それはそれで面白くない。コスパだのタイパだの気にせずに、自分でできそうなことはやってみてもいいんじゃないかな、と思います。
前置きはそのくらいにして、最近自分でやったこと3つ。
抵当権抹消手続き
住宅ローンを完済し、抵当権抹消手続きなるものをやってきました。
住宅ローンを完済すると銀行の抵当権がなくなるのですが、銀行がその手続きまでやってくれるわけではなく、自分でやらないといけません。銀行から必要な書類が送られてくるので、法務局に提出する必要があるわけですね。
銀行からの書類一式の中に司法書士事務所の紹介なんかも入っていて、いかにも「司法書士に依頼すべき」的な印象を受けるのですが、費用は1万5千円前後くらいが相場らしい。でもそんなに難しいことでもなさそうなので、自分でやることにしました。
参考にしたのは法務局のサイト。
このサイトに用意されている申請書のフォーマットに従って申請書類を作成し、あとは銀行から送られてきた書類一式をもって管轄の法務局へ。郵便局出張所(?)みたいなところで収入印紙を購入し、窓口で提出。内容をチェックされ、必要な個所にハンコを押して手続き終了。後日完了書が発行されるそうですが、また窓口に行くのも面倒なので郵送を依頼してきました。
かかった費用は収入印紙代2,000円と郵送用のレターパック代520円、あとは交通費のみ。これだけのことでなぜ収入印紙がいるのか大きな疑問ですが、お上の決めたことなのでしょうがない。せめて余計なお金をかけずに済んだだけでも良しとしましょう。
靴の修理
アウトドア用シューズ、革と革を貼り合わせている部分が一部剥がれてしまいました。縫い合わせている糸が切れたようです。
不格好なので新調しようかとも思いましたが、この部分以外は問題なく、捨てるのはもったいない。自分で縫い直せばまだ使えるのでは?と思いやってみました。
糸が切れた部分には縫い穴が開いているので、その穴を使ってレザークラフトで使っている手縫い用の針と糸で縫い合わせていきます。
オリジナルの糸よりもちょっと太い糸なので若干違和感はありますが、この部分をじっくりみなければわからないくらいに仕上がりました。
近所を散歩してみて問題がないことを確認。
それから3か月ほど経った今も問題なく使えています。これでまだ使えるものを捨てずに済みました。ちょっとだけエコに貢献?
駐車場の整備
駐車スペースに砂利を敷いている箇所があり、元々はきれいな白の玉砂利でした。でも長年まともに整備してこなかったせいもあり、玉砂利は薄汚れ、部分的に雑草で覆われてしまう事態に。
完全に回復させるとなると、業者にお願いすることになりかなりお金がかかります。
ならば自分でできるだけのことはやってみようではないか、とDIYを実行することに。
まずは雑草の除去。除草剤をまいて枯れたところで鋤で玉砂利もろとも耕すような感じで根っこごと引き抜いていきます。
次に土と一体となった玉砂利を選り分け、土の部分を踏み固めて慣らし、その上に玉砂利を敷いていきます。ちなみに雑草対策にグランドカバーを敷くことも考えましたが、かなり大掛かりになるので諦めました。
元々白かった玉砂利は灰色になっていて、洗っても元の白には戻りません。また土に埋もれてしまった分もあるので全体的に玉砂利の追加投入が必要。
追加投入用の玉砂利はホームセンターで購入。3度に分けて買いに行き、全部で1万円くらいかかりましたが、ちょうどよいミックスカラーの玉砂利があったのでそれを選んで灰色の玉砂利と混ぜていい塩梅にすることができました。
この整備作業も業者に依頼するとかなりお金がかかると思いますが、自分でやったので費用は玉砂利代のみ。適度な運動にもなって満足度の高い作業でした。
「やればできる」
全く関連のない3つの作業ですが、共通するのは「やればできるじゃん」ということ。お金をかけずにちょっとだけ手間をかけて、かなり満足度の高い結果となりました。
そんな感じで、小さなことでも自分ができることを増やしていくのは大事だな~、と思った今日この頃でした。