番外編・住宅資金の準備について
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[3]知っ得ミニ情報!
住宅資金の準備について
~最新版小冊子「ライフプラン情報ブック」より(1)~
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人生には様々なライフイベントがありますが、中でもお金がかかるのが、子どもの教育、住宅の購入、老後の生活です。
これらにかかる費用は「人生の三大資金」と言われ、いずれも相応の資金準備が必要となります。
住宅に関しては、コロナ禍をきっかけにテレワークなどの在宅勤務が増えたことに伴い、住まいの条件が通勤通学による地理的制約から解放される人が増え、今後の住居環境を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、持家を所有する人の割合、住宅の購入価格、リフォームした箇所とかけた費用についてご紹介します。
●持家を所有する世帯(2人以上)の割合
持家を所有する世帯(2人以上)の割合は70.7%です。
うち60.1%が自分自身で購入し、残りの10.6%が相続または贈与で得ています。
年代別でみると、20歳代では24.1%にとどまるものの、年齢を重ねるほど持家の割合が増える傾向にあり、50歳代では70.5%を占めます。
<金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」(2021年)>
◇家を持っている人の割合はこちらから◇
⇒ https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifeevent/758.html?lid=mm439
●住宅の購入価格(「フラット35」利用者)
住宅購入価格の全国平均は、土地付注文住宅が4,455.5万円、建売住宅が3,604.9万円、マンションが4,528.5万円です。
土地付き注文住宅は、購入価格の内訳(建設費、土地取得費)が公表されています。
建設費(全国平均3,010.6万円)は地域差が少ないですが、土地取得費は全国平均1,444.9万円、首都圏2,220.9万円、近畿圏1,693.1万円、東海圏1,274.3万円、その他の地域912.3万円と地域差が大きくなっています。
<住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」(2021年度)>
◇住宅の平均購入価格はこちらから◇
⇒ https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifeevent/714.html?lid=mm439
●リフォームした箇所とかけた費用(複数回答)
リフォームした箇所で多いのは、一戸建て・マンション共に「トイレ・便所」、「浴室・洗面所」、「キッチン・調理室」などでいずれもの水回りの設備が多いですが、一戸建ての場合は「外壁(バルコニー、庇を含む)」42.1%や「屋根(屋上含む)」35.1%の割合も多くなっています。
リフォームにかけた平均費用は、一戸建てが349.7万円、マンションが329.7万円です。
<住宅リフォーム推進協議会「住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査」(2021年度)>
◇リフォームを準備するための目安はこちらから◇
⇒ https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifeevent/695.html?lid=mm439
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今回紹介した内容は「ライフプラン情報ブック」(2023年2月改訂版)の一部です。
本冊子は、生活設計を考えるうえで、基本的な考え方や参考情報をまとめています。結婚、教育、住宅、資産形成などの生活課題や生活保障に関するデータが満載です。
ぜひご一読ください。
◇「ライフプラン情報ブック」の詳細はこちらから◇
⇒ https://www.jili.or.jp/press/2023/8888.html?lid=mm439
◇「ライフプラン情報ブック」のご購入はこちらから◇
⇒ https://www.jili.or.jp/cgi-bin/cms/public/index.cgi/jil/buy/entry/consumer/index?lid=mm439
◆発行:公益財団法人 生命保険文化センター
⇒ https://www.jili.or.jp/?lid=mm439
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