
【指揮者メモ】新年過ぎてもクリスマス(降誕節/公現祭)
【新年過ぎてもクリスマス】
こちらは今日2日から平常運転。銀行も空いている。キリスト教文化圏で大事なのはクリスマスであって、それが日本の正月お盆に相当して家族と過ごす(アメリカ圏ではこれに感謝祭が加わる)。一方、大晦日や元日は家族よりも友達と過ごすパターンが多い。アメリカ人に言わせれば、日本のように3日かけて祝う文化の違いが面白いのだとか。
ただし、厳密にいえばクリスマスはまだ終わっていない。街にはまだクリスマスソングが流れている。バッハの「クリスマスオラトリオ」をご存知の方は、新年後の日曜日にも曲があることを思い出して欲しい。終曲は1月6日の公現祭用の典礼音楽になっているはずだ(現代では信徒が集まりやすいように公現祭後の最初の日曜日にしているが)。
なので、ツリーはまだ家庭に飾られている。片付けるのは1月6日を過ぎて。日本では25日過ぎたら片付けて門松やしめ縄になるわけだが、クリスチャンでないので独特な習慣になっている(私は偏狭な民族的または宗教的な主張などは軽蔑しているので、別に我々は我々で独自に楽しめばいいと思っている)。
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