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「森保ジャパン」の大学時代② シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)


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【KEYWORD】
「あのときは本当に、しょうがなく来ていたオーラが満載だった(笑)プロになったのかなと。(プロになるまでの)過程の中で変わったんだろうなと。」
(2017年 中村憲剛)


森保ジャパンの初陣に選ばれた選手にせまるこの企画。初回は車屋紳太郎を選んだが、第2回には仙台のシュミット・ダニエルを紹介しようと思う。



川崎入りの理由


彼のプレーをちゃんと見たのは前回の車屋とは異なり結構遅く、大学4年になってからだ。というのも下級生のときに彼は試合に出ていなかった。1学年上には岡西宏祐(甲府)がいたため、レギュラーの座をとったのは4年生になってからである。にしても、この2人がいるとはだいぶ贅沢だ。

一方、大学1年生から3年生まで川崎フロンターレの特別指定選手として登録されており、トップチームの練習にも参加していた。“逸材”を川崎の強化部が発掘し、いち早くその存在に目をつけたのかと思ったのだが、特別指定となった経緯はそうではなかったようだ。

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