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【湘南視点】激動の瑞穂。名古屋vs湘南で見せた“湘南スタイル”成長の証


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【KEYWORD】
「曺さんにすごくお世話になったし、今の僕があるのも湘南の関係者全てのおかげ。感謝の気持ちしか無いですし、この最終節は複雑な気持ちがありました。結果的に一緒に残留できてホッとしているところはあります。また来年にJ1の舞台で湘南とやれるときは勝てるようにしたいです。」
(丸山祐市)

名古屋と湘南が対峙した第34節の瑞穂陸上競技場には、19,840人の観衆が集まった。この試合への思いや経緯については前回の記事の冒頭で触れているので割愛するが、非常に見応えのあるゲームであった。それは、【名古屋視点】での記事でも触れた。


今回、この記事で触れるのは“湘南側”の目線で見たこの試合について。

何を隠そう自分がサッカーメディアの世界に入って初の担当チームが湘南ベルマーレであり、その2012年は曺貴裁体制1年目だった。2019年も曺監督続投が決定したが、これによって自分のサッカーメディアにおけるキャリア=曺さんの監督歴という図式は変わらず続くことになる。

曺さんの求めていることは根本的に変わらない。

その中で成長するためのマイナーチェンジを講じていくのだが、主力メンバーが抜かれていく、というサイクルが続いた。ただその一方で即戦力クラスの高校生や大学生を発掘して成長をしていき、少しづつ階段を歩んでいっている感じがある。

その成果の1つが今年のルヴァン杯制覇と言えるだろう。

そして、この最終節で、5年前と比べて明らかに成長した湘南の姿を感じ取ることが出来た。

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