無敗継続。劣勢を跳ね返した名古屋U-18、2冠目まであと1つ。【MN18】
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圧巻だった。
6月2日のクラブユース東海予選・磐田U-18との試合からおよそ半年に渡って公式戦で黒星を知らない名古屋U-18が、またも記録を更新した。
長期間負けずともいつかは土がつく。そして、それがあるならこの準決勝だと思っていたことを包み隠す明かしたい。
名古屋U-18は1つ前の準々決勝で主将の田邉光平が負傷しこの試合へほぼ赤に近い黄信号が灯っていた。結果として回避。加えて、トップ昇格内定の石田凌太郎も準々決勝の週の練習で負傷をし万全ではない。クラブユース得点王の倍井謙はリハビリ中。そして相手は、夏のクラブユースで大苦戦を強いられた大宮だ。個人的にも「大宮Yは強い」という印象があったので、相当難しい戦いになるだろうと考えていた。
夏に続き、“大宮のゲーム”
❐両チームスタメン
「前線に個性のある選手がいてドリブルが速いので、僕たち自身がどれだけ耐えられるか」
名古屋の主将・牛澤健は試合のポイントをこう語っていたが、予想通りの展開に。大宮のトップ昇格内定で10番を背負う高田颯也と小柄ながらも左足を使ってキレある動きが特徴の柴山昌也の2人が序盤から積極的に仕掛け、両サイドバックも積極的に攻撃参加。ボランチは中央で名古屋の攻撃に対ししっかりブロックを組み、最終ラインから時折長いボールを織り交ぜながら幅を使って敵陣に攻め込む。こういった大宮の姿勢に名古屋は完全に後手を踏む形に。
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