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イタリア旅行:ローマで忘れられない時間を過ごす
自分の常識が通用しないイタリアという地で、ローマ・フィレンツェ・ミラノ・ヴェネチアの4都市を旅した。
五感を研ぎ澄まし旅する中で、江國香織さんの「瞬間の集積が時間であり、時間の集積が人生であるならば、私はやっぱり瞬間を信じたい」という言葉が何回も頭をよぎった。
そんな言葉を直感的に思い出すほど、感性に響き、知的好奇心を満たしてくれた刺激的な場所、イタリア。幸せな思い出がたくさん出来た。
今回は旅の備忘録としてnoteに記そうと思う。
ローマで行くべきレストラン・スポット
到着初日、ローマは生憎の雨だったが「I’m in Italy!」の高揚感が抑えらない観光客の私は構わずお散歩へ。街を歩くだけで聖堂や神殿、コロッセオなど巨大遺跡があり、どこを切り取っても絵になるローマの街並みがいちいち心の琴線に触れる。
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「La Taverna Madonna Dei Monti 16」
記念すべきイタリア1食目は裏道にあったこちらのお店。
カルボナーラ1口目で勝ちを確信。初めてイタリアに上陸した私を射抜くには十分な威力でした。マルゲリータとモッツァレラチーズと生ハムを頼みましたが、どれも間違いなく美味しかったです。
グラスワインの注がれる量は日本の軽く2倍、そして食前にパンが出てくるのも、この土地ならではのおもてなし。
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「Mimi e Coco Trast」
ローマへ行く人には絶対におすすめしたい。
何が良いかと言うと、ローマの美意識が詰まった店内の雰囲気。
真ん中にバーカウンター、その上にゴージャスなシャンデリアがあり完全にクラシカルなのに、スタッフは皆フレンドリーで騒がしい店内は陽気。このアンバランスで居心地のいい空間。その上、フォカッチャとカチョエペペは絶品。
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カメラ目線で笑顔までくれたお兄さん。ありがとう。
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「Fuorinorma」
コロッセオ近くの高評価パニーニ屋さんへ。並ぶことを覚悟しましたが、あっさり入れました。ここのパニーニ飛ぶぞ。頬っぺた落っこちた。
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「Vatican City State」
ついにカトリック総本山バチカン市国へ。聖なる結界に侵入している謎の緊張感。そして、バチカン美術館はもう圧巻。“圧倒される”とは、このこと。建物中の壁天井床に憤り、絶望、希望、生死、人間剥き出しな表現が凝らされており、言葉を失う。
1歩1歩歩くのが惜しいほど華麗で気味が悪い空間に魅了されました。
この美術館に生きている間に来れてよかった。人間ってすごい。私は人間を諦めていないか。
後味の悪い感じが残ったが、芸術にハッピーエンドを求めるのは保守的で傲慢だ。
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「Casa Bleve」
店構えから素敵な予感が滲む、高級イタリアン。細路地から店内に入ると、そこには荘厳で歴史感じる別世界が広がる。地元民に愛されていることがよく伝わった。力強いシャルドネ好みでした。
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