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【研究結果】一流になるトレーニング「限界的練習」の7つの特徴

こんにちは、REOです!
今日は「限界的練習」についてお話ししたいと思います。

仕事や趣味で「もっと上手くなりたい」と「もっと〇〇ができるようになりたい」と思っている方は多いのではないでしょうか。

私もそうでした。
ただ、うまくなりたいと思っても、「どうやって練習したらいいんだ!」って思うこと多いと思うんです。

そんなときに使えるのが「限界的練習」です。

これは、今の自分よりも少し上を目指しながらトレーニングする方法で、今日よりも明日、明日よりも明後日、うまくなっていけるトレーニング方法です。

今回は、実際に一流を研究した本などをもとに、作成しております。

ご興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

限界的練習とは?

限界的練習は、練習メニューが今のレベルよりも少し難しいレベルに設定した上で練習をしていることです。

イメージとしては、今よりも10%もしくは20%くらい難易度があると思うレベルの練習をする必要って感じです。

これだけだと、おそらく実際に使うときに、「あれ?どうやって使えばいいんだっけ?」となってしまうので、「限界的練習の7つの特徴」もご紹介します。

限界的練習の7つの特徴

❶コンフォートゾーンから抜け出している事

コンフォートゾーンは「居心地の良い場所」と言う意味で、言葉を選ばずにいうと「ずっと同じレベルで練習なんかしてんじゃねー!負担かけろ!」ってことです。

常に今のスキルよりも少ししんどいと感じる練習をしないと、せっかく練習しても、レベルアップしないか、下手したらレベル落ちます。マンネリ化と似てるかもしれません。

また、限界的練習は、「楽しくない」という特徴もあります。多くのエキスパートたちも、練習を楽しんですることは、ほとんどなく、「楽しくない」と回答していたそうです。

なので、今やってる練習が楽しくないというのは、基本的に練習としては、いい感じになってるかもしれません。

「練習が楽しくない」という背景には、常にちょっとしんどい練習をしているからであり、「教えてもらう人が気に食わない」とかではないので、ここは線引きした方が良さそうです。

まとめると、「同じ強度で練習するのではなく、強度をいい感じに上げよう!」ってことみたいです。

まぁ、強度を上げれば当然レベルは上がっていくので、感覚的にわかってもらえると思います。

以下では、残りの6つの特徴を取り上げていきます。

残りの6つの特徴を押さえることで、今よりも上手くなる一般的な練習方法を知れ、自分がスキルアップした分野に転用し、実践すれば高確率で上手くなっていくと思います。

「上手くなりたい」という向上心は、上手くなる上で欠かせないものです。

それを持っていることはいいチャンスなので、ぜひ自分のために利用してあげてください。

もちろん、「このnoteを読んだから途端にうまくなる」なんてことはないです。

これが大きなデメリットかもしれません。

でも、このnoteをうまく利用していただければ、今日よりも明日、明日よりも明後日、上手くなっていくためのきっかけを作れると思いますので、ぜひ試してみてください。

❷既に他人によって正しいやり方が明確

限界的練習の2つ目の特徴は、すでに正しいやり方が明確化されていることです。

これは、効果的な練習が確立されていることで、スキルを伸ばせるからです。

基本的に、練習はカリキュラムが立てられるようになっていることが理想的。

そして、自分の師(コーチ)がそのカリキュラムを設計し、監督することが大事みたいです。

どういうことかというと、「初めて何かを習得するときは、一流の人から教えてもらおうよ!」ということです。

このとき、練習方法を考えるのは、自分ではなく、一流のコーチたちが考える、ということです。

たとえば、料理で包丁の使い方を習うとき、「ふだんから包丁の使っている人、もしくは使っていない人から教わるのでは、全然違うよ」というイメージです。

ふだん料理をしない人から包丁の使い方を知れば、誤って怪我をしてしまったり、、、ということになるので、やはりコーチをきちんと使える人に使い方を学ぶことが大事!といった感じです。

シンプルな表現をすると、「素人からではなくプロから学びなよ!」ってことです。

❸練習にハッキリとした目標がある

3つ目は練習にハッキリとした目標があることです。

少しきつい練習をして、優秀なコーチもつけた。でも、「漫然と普段の練習をしているだけでは全然上達しないよ!」ということです。

例えば、料理ができるためには、いくつかの要素が必要だと思うんですね。

包丁の使い方・洗い物の仕方・調味料の使い方・材料の味などさまざまな要素を1つずつクリアしていくことが必要と思うんです。

このときに、たとえば早く洗い物をしようってなって、ただ漫然と洗い物をすると意味がなく、「どういう順番でするべきなのか?」や「」など、目標を立てて、それを1つずつクリアしないと、習得できないよ!ってことです。

ちなみ、目標を細分化する方法はこんな感じです。

- 全体の目標を決める
- 目標の細分化(大きな変化につながる小さな変化を1つずつ達成できる計画を立てる)
- 対象とするスキルのいくつかの側面が向上することで成長を確認できる

❹意識的に練習をする

4つ目は意識的に練習をすることです。全神経を集中し、意識的に活動することが、やっぱり練習では大事みたいです。

いわゆる「ゾーン」をイメージしてもらうといいと思います。

指示を待つのは基本的にNGで、練習の具体的な目標を意識して、練習する。

そして、練習の成果をコントロールするのに必要な調整をできるようにすることが大事です。

たとえば、「今日は包丁の使い方を習得するぞ!」ってなったときに、まず「どうやって包丁を使えばいいのか?」をおそらく細分化すると思うんです。

羅列するとこんな感じでしょうか。

- 聞き手で包丁を持つ
- もう一つの手で素材を押さえる
- 包丁で豆腐を切る

みたい感じで、包丁の使い方に関して、ひとつずつ練習をするわけですが、この時には基本的に、短時間で集中して行うのがおすすめです。

ダラダラとやってしまうと、練習の成果が薄れてしまうことがあるので、10分15分もっと短くて5分でもいいので自分が集中できる時間を設けた上でやることがいいかなぁと思います。

❺フィードバックが必須

練習には、やはりフィードバックは欠かせないです。

これは、フィードバックがあることで取り組み方を修正できるからです。

トレーニングの初期は、大部分をコーチが行うのが理想的。

練習による上達ぶりを講師に評価してもらって、問題を指摘してもらい、解決法を教えてもらったり、自分で探します。

ただ、練習と経験を積むにつれて、自分で自分を評価して、失敗に気づき、必要な調整を行うようにしないと次のステージには行けないです。(これも、限界的練習の特徴のひとつです)

このときに、必要になってくるのが「心的イメージ」というものです。

たとえば、料理がある程度できるようになると、「もっと効率よく、美味しくできないか?」を先生だけに教わるのではなく、自分自身で「もっと良くするためにはどうすればいいか?」を考えることが大事だよという話です。

❻有効な「心的イメージ」を生み出しその影響を受ける

スキルの向上は、「心的イメージ」を良くすることにもつながります。

スキルが向上するにつれて、「心的イメージ」も詳細で有効なものになってきます。

つまるところ、「ちゃんと練習すれば、もっと上手くなれるよ」ということです。

これは、「心的イメージ」が練習中も本番中も自分がうまくできているかを常に確認するものだからです。

例えば、いま新しい資格を取るために、練習問題を解いているとして。

このとき、自分が出した回答を改めて確認したときに、ミスしていることに気づき、修正するといった感じです。

「心的イメージ」は、正しい方向性に自分を導いて、その中で自分自身のミスに気づき、より良くするための手段なんです。

❼既に習得したスキルの特定の部分に集中してレベル上げをすること

最後の特徴は、既に習得した特定のスキルに集中して向上させることです。

習得するときに必要なスキルを1つずつ改善していくことによって、よりうまくなる(または賢くなる)よ、という話です。

このときに知っておかなければならないことは、この練習をすることによって、得られるスキルは基礎でつけたスキルの上に乗っかるものだ」ということです。

つまり、初めに教えてもらった基礎の分が土台になるので、「初めが1番肝心なんだよ」ということです。

仮にココが脆かったら、上に乗っかるものも当然もろいです。

なので、しっかりと基盤を作ることは重要です。

地盤がしっかりしている土地で家を建てれば、少し強い揺れでも、へっちゃらです。

一方で、地盤がダメダメなところに家を立ってしまうと、ちょっとしたきっかけで家が崩れてしまう。

みたいな感じで、しっかりと基盤を作っておくことによって、上に立つものがしっかりする。って感じです。

今回は、「限界的練習」についてまとめてみました。けっこう練習するときにはコアになる部分だと思うので、ぜひ自分がチャレンジしたいことに転用してください。

今回は以上となります!それでは!

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