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音楽理論・コード進行のお勉強

音楽理論、結構好きです。
実践より座学の方が好き、と言うような性格もあって、
無駄に知識を詰め込んでいます。

音程、メジャースケール、マイナースケール
キーの概念、ダイアトニックコード、
セカンダリードミナント、ツーファイブ、
借用和音、裏コード、テンション、
sus4、aug、dimコード、
分数コード・・・

などなど、基本的なところはざっくり理解している。
知識を詰め込むのは楽しい。

これらを本の形で復習してみようと、OzaShinさんの本を買いました。
こちら。

「誰でもわかる音楽理論入門」

表紙がかわいいですよね。すぐ手に取って開きたくなります。
ぱらぱら・・・と読んでいったんですが、
そんなに難しいことは書いてないですね。基本的なことが網羅されています。その中で、まだ知識としてあやふやだったのが、テンションに関する項目。
ふむふむ、9th,11th,13thの音の見分け方はこうやるのか。
♭9thはほとんど使わないのか。
オルタードテンションって、初めて知った。
なかなか、奥が深いですな。

テンションに関する知識を定着させようと思い、以前買っていた「音楽理論ワークブック」の演習問題をやってみました。


テンションが 9thか11thか13thか見分けるには、
まず、それぞれ1オクターブ下がった音程を割り出すことが重要。
(9th → 長2度  11th →完全4度  13th →長6度)
そして、それぞれの音程を半音何個か分を覚えておくと便利。
(完全4度=半音5個  長6度=半音9個。)
1オクターブ下げたテンションが、それぞれルートから何半音目にあるかを
鍵盤で数えれば、9th,11th,13thのどれかの見分けがつく。
半音の数が1つだけ多いとか少ないとかの場合、
ルートから半音6個=#11th。などと数える。

これらの知識を活用して、ひたすら写真の問題を解いてました。
1ぺージで3時間近くかかった。


そんな、ゴリゴリとテンションのことまで学んでいる私ですが、
実践(作曲)では全然生かし切れていません。
実際、今のところ作曲で使えるのは、ダイアトニックコードのうちの6つのみ。(キーがCメジャーの場合、C,Dm,Em,F,G,Amの6個)
作った曲のほとんどに関して、「素朴」とかの感想をいただいてしまうのです。
「おしゃれ」とか言われたいよね……

やはり、実践が足りないから、ダイアトニックコードしか使えないんじゃないだろうか…

そんな中、もう1冊OzaShinさんの本を買っているのを思い出しました。

おお、こっちの表紙もPOPでいいですな。

開いてみると写真のように、1ぺージに1コード進行の説明があり、
それが100個、1冊の本の中で解説してある。
QRコードから飛べるメロディ付き音源もあり。
「参考曲」のコーナーも優秀で、○○という曲のAメロにこの進行が使われていますなどの表記があります。

そこで、活躍するのがサブスク(私の入っているのはYoutube Music)です!  どんな曲だって、これで再生できちゃいますからね。
「バレンタイン・キッス」みたいな古い音源も、すぐに聞けました。
(この曲、すぐに脳内リピートしてしまう中毒性…)

ちょっと目標を立ててみました。
コード進行感を養うために、毎日この本の中から1つか2つの進行を選んで、味わい尽くす。

「味わい尽くす」って、どうするかと言うと、本に載ってる音源はもちろん
全部聞きます。フォーカスされている部分はより注意深く聞きます。

それから、コードをキーボードを鳴らしながら、自分でも歌ってみます。
弾き語りみたいな大げさなものではなく、右手でコードを4つ打ちで刻んで、ちょっと声を合わせてみる程度。その際、コード進行の響きをよく覚えておくことが大事かと思います。

そして、仕上げは、DAWに移行し、短いフレーズ作りです。
本に載っているコード進行を使って4~8小節のメロディを作ってみます

 これを毎日やっていると、コード進行のマンネリから抜け出せる!

と信じて何か月か、取り組んでみたいと思います。

それにしても、音楽は、楽器を練習しても楽しい、
座学で理論について学ぶのも楽しい。最強です。

理論ていっても、数学や物理のように難しいことはないですからね。
ほとんど暗記に頼って理解できる程度の知識です。
ややこしさはあるけど。

ただ、理論を昇華して、独自性のある音楽を生み出せるかは、
個人の音楽的才能にかかっていて、これはまた別の話。

私に才能はないです。楽器演奏も作曲も、1人で楽しむ個人の趣味です。
でも楽しければいいんじゃないかって思っています。

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