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作曲、DTM、ボカロについて(1)
DTM(Desktop Music;パソコンによる音楽制作)に興味を持ったのは、
20代のころで、当時ミュージ君とかミュージ郎とかRolandから出ていたDTMパッケージが流行りだしていたんですが、それに対抗してYAMAHAが出したHello!Music というパッケージを購入したのを覚えています。
初期のDTM ハード音源を購入(Hello!Music)[90年代]
MU-90Bというハード音源と、XGWorksというシーケンサソフトが入っていました。6万円ほどしました。しかし当時、自分のパソコンではこれらを動かすのがスペック不足だったため、父親のパソコンにセットアップして使わせてもらってました。
他人のパソコンのため、いろんな面で気を使わなければならなくて、全く自由に使えませんでした。加えて、ソフトの操作も難しく、マニュアルを読んでも1ミリも理解できなかったので、簡単な曲を五線譜で打ち込んで再生してみた後は、ほとんど使わなくなってしまいました。
最終的に数年後、MU-90Bのハード音源も捨ててしまいました。取っておけば後々使えたのに、もったいなかったです。
1990年代の前半で、当時はネットも発達していなくて、ホントに情報も少なかったです。でも作曲したいという漠然とした思いはあり、まず楽譜を読めなくちゃだめだ、と思い「楽譜の読み方」という本などを買って読み始めていました。当時ようやっとCD音源付きの本が出回るようになったころで、CDを聴きながら楽譜の本を読むのは、ものすごくよい体験でした。CD付の本が出回る前は、音楽に関する本は、「楽譜、当然読めますよね」という暗黙の了解のうちにかかれている本がほとんどで、ピアノなどの楽器を習っていない人間にはめちゃくちゃ敷居が高かったです。
音源を捨ててからは、体調も悪かったりして、次にパソコンでの作曲に触れるのは2011年になります。
作曲用フリーソフトで遊ぶ [2011年]
2011年ごろ、主に2つのフリーソフトで音符入力して遊んでいました。
Studio ftn Score Editor
それから、音楽研究所の
FirstSongEditor
です。今使っているCubaseなんか比べると、めっちゃショボいソフトですが、音符入力の親しみやすさや、自動で伴奏を付けてくれる(FirstSongEditor)などが気に入って、これらを使って数曲、初めての作曲をしました。
そして、人生初作曲が、4小節ぐらいのフレーズです
こんなのも作りました
ピアノロールで作曲 [Domino][2017年]
その後音符の入力方法で、「ピアノロール」という入力方式に興味を持ち、
Dominoというフリーソフトをダウンロードしました。
ピアノロール入力の良い点は、タイをいちいち入力しなくても、MIDIノートをマウスでぐいっと引っ張って伸ばせば、前後の音符をつなげられるところですね。あとフレーズごと拍の位置を移動したりも簡単です。
Dominoではこんな曲を作りました
初期の作曲はこんな感じで、めちゃくちゃショボい曲を作ってました。
後に歌声合成ソフト「ボーカロイド」の初音ミクと出会うことになりますが、また次にお話ししたいと思います。