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耳コピーで編曲能力アップ

作・編曲の引き出しを増やすために、耳コピをやっています。

今までは、コード進行が分からない(コードサイトや歌本にコードが掲載されていない)
アマチュアや無名ボカロPの曲とかは、曲は好きでもコードが分からなくて結局耳コピに行き詰って
しまうので、避けていたのですが、

最近のDAW(Cubase Pro13とStudio One6 Professionalをもってます)には、
オーディオ波形からコードを抽出し、コードトラックに表示する機能があるので、

その機能を使って、積極的に無名の曲のコピーもできるようになりました。

今、有名でないボカロPさんの曲2曲、有名曲2曲を同時進行でコピーしています。

昨日はちょっと懐かしめの曲、村下孝蔵の「松山行きフェリー」を耳コピしていました。
メロディーを追っているうちに、2回も転調していることに気が付きました。
自分が聞き取った転調の仕方は、果たしてあっているのか、答えを知りたくなり、結局オンラインで楽譜を買ってしまいました。
正しい答えが分かりました。

歌メロの耳コピはある程度慣れればサクサクとできるので楽しいです。
ちょっとした音ゲーのような感覚です。

ベースのような低い音の音程はなかなか取りにくいです。
聞き取ったつもりのDAW上のベース音と、元音源を同時に再生すると、
「ウワーン」というような、うなりがなってしまって、音程を間違って
しまったのが分かるのですが、MIDIキーボードのどの鍵盤を押しても
どれが正解の音か、分かりません。
まあ、ベースの音は、ルートと5度を入れて置けば大抵OKなので、
それでコード名から予想して妥協することにしています。

根気よく続けて、完成することができますが、
完成して、元の音源のように鳴るコピーを自分の耳だけで作り出せて、
それが「それっぽく」なってくれる時、とても達成感を味わえます。

その曲がどういう構成で出来ているのかも丸わかりで、
「今度自分の曲にこのフレーズっぽいの入れてみよう」とか、学ぶことが多いです。

1か月の2曲ずつぐらい、コンスタントにやって行こと思っています。

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