【司法書士試験を兼業・独学合格】使用教材について②過去問編
こんにちは!れんとまんです。
今回は、司法書士試験の教材についての第2弾.過去問集について、話していきます。
前回の投稿で記述のテキストについても今回書くような感じで言っていた気がするのですが、思いのほか長くなりそうなので過去問集のことだけを書いていきます。ご了承ください。
また、これも前回書いたとおりですが、過去問集もオートマを使っているので、オートマを使った使用感と、独学の人が特に気になるであろう「過去問集はオートマだけで足りるのか?」ということについて触れていきます。
オートマ過去問の特徴は、肢別に問題を厳選し、一問一答形式になっていることですよね。
一応説明しておきますと、司法書士試験の択一は組み合わせ問題と言われるもので、1つの問題で肢が5つほどあり、そのうち正しい記載がされているものの組み合わせとして適切なものを選べ、という形式になっています。
1問につきアからオまで質問があって、1つずつ正しい記載かそうでないかを判断しなければならない…というやつですね。
オートマは、本試験の問題形式そのままで載せているのではなく、必要だと思われる肢だけを厳選して掲載しています。
たまに議論になるのが、「オートマのような厳選した過去問集と本試験の問題形式そのままで掲載している過去問集ではどっちが良いのか?」ということです。
結論をいうと、できれば本試験の問題形式そのままの過去問を解いたほうが良いんだろうけど、独学者や兼業受験生はオートマの方が良いんじゃないか?となります。
過去問の中には、必須知識ではないような、細かい知識を要する肢が出てきます。
そういう知識を覚えるより、基本知識を覚えることの方が大事だというのは、誰しもが理解できるところだろうと思います。
問題は、「どれが必須知識を含んでいて、どれが必須知識じゃないことを問われているのかを選別することが、普通の受験生には難しい」ということです。
私の実体験を書きますと、模試で間違った問題の復習をしているときに、あまり目にした記憶がない知識が問われていたことがあったのですが、その知識を覚える必要があるのかないのか、判断がつきませんでした。
当然全部の知識を頭に詰め込めたら良いのですが、残念ながら私には不可能です。
覚える知識の優先順位をつけないといけないわけですが、それが自分の力ではできなかったんです。
そういう観点からすると、オートマ過去問は素晴らしい実績と経験がある山本浩司先生が、既に選別作業を行ってくれているんです。
独学者なら、喜んで先生のお知恵を拝借したいですよね。
また、時間がない人にとっても、この選別作業をしなくていいことは大変ありがたいことですので、仕事をしながら合格を目指している人の大きな助けになるはずです。
こういうわけで、独学者や兼業受験生は是非ともオートマ過去問を使いましょう!という結論になるわけです。
もう一つ、「オートマ過去問だけで過去問集は足りるか?」という疑問にもお答えします。
結論からいうと、足ります。
足りますが、これはあくまでも過去問集という括りの教材はオートマ過去問だけでOKということで、過去問をやるだけで合格できるかということとは、また別の問題であることをご留意ください。
個人的な感覚だと、過去問だけだと知識は足りず、テキスト+過去問でもアウトプットが足りないので心もとないな…という感じです。
ちなみに、私は1回目の受験(令和4年度)がほぼテキスト+過去問だけでの勉強で、午前28問、午後32問でした。
2回目の受験のときは、もう少し応用的な知識のアウトプットができる教材がほしいなということで、オートマプレミアを使用しました。
オートマプレミアは、本試験の問題形式にはなっていませんが、質問があってその下に解答がある…という形式で書かれているため、問題集としてアウトプットに使える教材になっています。
合格のあと一押しをしてくれる教材だと思いますので、余裕がある方は是非使ってみてください。
(そう言えば今まで触れていなかったのですが、今年午前31問、午後32問、記述45.5点で筆記試験を突破しました。)
今回は以上です。
次回は、記述のテキストについて語っていきます。記述のテキストもオートマメインで使っていますので、その使用感を語っていきます。
それでは!
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