真っ暗な風呂に浸かって、愛とか恋とかについて考えた結果

昨日読んだ漫画でストレスを癒すために風呂の浴槽の蓋を閉め 真っ暗な中で過ごすというものがあった。

自分もそれを真似て風呂場と脱衣所の電気を消し、湯船に蓋はないが、 暗闇の中でぼーっと考えてみた。

するとある考えが浮かんできた。それが以下だ
「愛とはあるマイナスの感情を、好きという感情が超えている状態。
 恋とはマイナスの理屈を好きという感情が凌駕している状態。」

流石に素面では考えつかないレベルだ。ダーク湯船の魔力は恐ろしい。

ざっくりいうと、ブサイク男と付き合ってる女性が(こいつの顔ほんまきっしょいな〜、でも好き♡)がと思うのが愛で、
(こいつと)

ちなみに考えついた時点で すでに 愛の定義については間違っていそうな気がした。
恋については まあいいだろう なんとなく分かる。
身分を超えた恋とか 確かに理性を超えて感情が暴走した結果って感じがするし 一目惚れ みたいなものについても相手がどんな人間か、どんなステータスか全くわからない状態で好きになるのだからこの定義に当てはまっていると言える。
だが愛については一般的にはより長く より強いものが愛というイメージがあるだけに、この定義からくるすごく短期的なイメージとは全く結びつかない。

だがせっかくなのでその頭に浮かんだ考えをなんとか擁護してみようと思った。
だが一般的な愛というものがまずよくわからない。 愛するって何ですか? 親から子への愛情みたいなものが多分一般的な愛だと思うのだが子供いないし…
あとペットとかか。私はペットを長いこと愛したことがない。カブトムシとか魚とかザリガニとかカマキリばかり飼っていて、情があったとは言えるがそれが愛だったかと言われると、世間一般で言われている犬とか猫とかに与えるそれと比べると、同じものとは言えない気がする。
となると帰納法ではなく、演繹法で考えていく必要がある。つまり感情が感情を超えた状況を並べてみて、それが愛になっているのかを考えてみよう。
閑話休題
この時点で少し思考が泥沼に落ちた。そもそも感情って何? 喜怒哀楽 という言葉があるが悲しみとかは感情なのか? 他には小脳で発生する本能的なやつが感情なのか? 感情とはどんな物があるのか?例えば 美味しいものを食べた時にウマいと思うのは感情なのか? 好きとかも感情っぽいけど喜怒哀楽には入ってないよな とか。まぁ一旦これらも感情ということにしておくか。なんか本能っぽいやつは感情。
※調べた結果、怒り、喜び、悲しみ、不安、驚き、嫌悪、恐怖など、が一般的に認められている基本的な感情のようだ
閑話休題 終わり
さて、そう定義してみるとかなり考えやすくなった 例えば嫌いなやつが作った料理がめっちゃうウマくて、その料理のことは好きってなったら それは愛だろうか? 違う気がする? いや、料理に対する愛とも言えるか?わかんねえ〜
逆に好きな人が作った料理があり得ないほどまずかったけど、我慢してなんとか食べられる場合、これはは愛か? そっちは少し愛な気がするような しないような。
もっと 分かりやすい例はないか、例えば 好きな人がアル中で暴力を振るうけどやっぱり好きって場合、これは愛であると言えるのか。それっぽい気はするが、結論ありきで話してる気がするな。
そもそも感情が感情を超えると言っている時点で好きとか嫌いから離れた方がいい気がしてきた。更に現在はマイナスからプラス!(マック赤坂)だけではなく、プラスからマイナスでも愛になるという定義だが、これは苦しくないか。例えば誕生日をお祝いされて嬉しい時に急に上空10000mに放り出されて恐怖を感じたらこれは…こんなの当然違うと言える。

では再定義するか「ある特定の者・物への好意的な感情がそれを損なわせる、または妨げる別の感情よりも強い状態」なげぇ〜

いやね もうちょっと飽きてきちゃったから終わらせるけど本当はね、愛って一般的なイメージより 断続的で瞬間的なもの なんじゃないか っていう話がしたかったんだよね。恋の方が一時的 って感じがするけど実際には理屈に支えられている分長続きするものなんじゃないか。でもその理屈を感情が超えられなくなった瞬間、一瞬で決定的に恋は終わるから結果的には愛のほうが不確かで断続的で複雑な分冗長性があって長続きするように感じられるんじゃないか、みたいな話につなげたかった。

こういう雑多な考えの時によくあるんだけど 最初の定義と最後の結論だけ出てくるけど その間を結ぶ論理がめちゃくちゃみたいなのってよくあるんだよね。またなんか出てきたらメモろうかと思う

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