亜人6巻がマジでおもろい
こんばんわ、紳士諸君。
久しぶりにこんな時間まで起きて漫画を読んでいる。
最近youtubeでやたらと流れてくる動画がある。それは亜人の話だ。ショートで佐藤の顔がずっと出てくる。もしかしてショートって最後まで見たやつとすぐ飛ばしたやつで次に流れてくる動画の種類変わるんすかね。だとしたら最初から亜人佐藤が気になっていたということかも知れない。だって好きだしね。糸目のおっさんで動機が"楽しいから"みたいな生粋の悪党ってキャラ。
それで最初だけでも読んでみるかとストアを覗けば持ってるじゃないですか、3巻まで。確かになんかのセールで無料だっからとりあえず本棚に入れた思い出がある。でもほとんど内容覚えていなかった。改めて読んで見て思うが、最初のストーリーは主人公が急に人間社会から排斥され、友人カイと逃げ回る中で見る人間の汚れた部分を描くことに重点が置かれている。その為に佐藤は割とイカれてはいるが筋の通った真っ当な?思想犯に見えるし、学校の友人(あっさい正義感振り回して振られる奴も含めて)の嫌悪感のほうが話の面白さを上回る。
更にもし主人公に好感の持てるキャラ付けがされていたり可愛いヒロインがいれば話は別だが、ヒロインは理由も分からず覚悟が決まりすぎている金髪ピアスヤンキーだし、主人公に至っては轢かれた猫が死んだ瞬間ゴミ箱に捨てそうな性格をしている。面白いかどうかでいえば面白いに札は上がるが、続きが読みたい! となるかは確かに微妙なラインだった。
だがそんな事を言っていられるのも、最序盤だけの話だ。少し読み進めてみれば佐藤はただのバトルジャンキーだと分かっていくし、人間側も多様さが増してくるし(主人公匿ってたばあさんすき)、漫画表現自体がメキメキと上手くなっていくしで毎話更新されていく面白さに手が止められなくなってくる。
そんな中で自分が(あっ、これは一線超えたな)と思ったのが6巻の最終話の見開きを見た時だ。コトブキとかいう言うなればよくいる優柔不断なカスを、あそこまでカッコよく描けるのなら今後何描いても面白いんだろうな、と納得してしまった。それ以外にもこの巻には我らがイズミンの過去や、それと無関係ではないだろう空っぽの私生活などが描かれたり、「お前はそれでいい」でおなじみの平沢御大が出てきたりと盛りだくさんだ。正直今も続きを読むか迷うレベルでこれを書いている。主人公の心の成長というか進むべき道が定まった回もあり、カイの異常性が即身仏のあばらより浮き彫りになってしまった回もありと密度が凄まじい。これを書きながらもう一度読んだがやはり面白い。
まだ読んだことのない諸君らには是非ともここまで読んでみてほしいと思う。そして漫画トーク、しよう。ちなみに僕は明日COOLのライト•ボックスを買ってくる予定です。
それではおやすみなさい。よい一日を
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