水月れん

ネット麻雀打ってます。雀歴11年くらい。雀魂四麻雀聖三麻雀聖。天鳳四麻八段三麻九段。両声類の歌い手などもやってました。趣味の合いそうな方はフォローしてやってください。

水月れん

ネット麻雀打ってます。雀歴11年くらい。雀魂四麻雀聖三麻雀聖。天鳳四麻八段三麻九段。両声類の歌い手などもやってました。趣味の合いそうな方はフォローしてやってください。

最近の記事

  • 固定された記事

守備意識と平均点

今回、voiceroid結月ゆかりによる雀魂王座の間の対局解説動画を上げました。 慣れない動画編集にすごく時間がかかって大変だったので見てやってください。 この動画で主に言いたかったのは守備意識の大切さです。 私の麻雀は守備型で、数牌を切って字牌を抱えることがよくありますが、このへんの考え方はなかなか理解されづらいと思います。 今回は対局時の守備意識について解説していきます。 東1局4巡目ここで私は1mを切りました。 これは字牌を切る人が多いと思うんですが、3トイツの手は

    • 超上級編~リーチの対応読み

      現在、玉の間34戦連続ラス回避中の水月れんです。 今回はリーチの対応読みについてです。 先制リーチに対する他家の対応を打牌から推理するという内容になっています。 かなり上級者向けの内容です。 正直言ってこれは雀魂の金の間以下、天鳳の上卓以下では全く使えません。 最低でも玉の間か特上卓、出来れば王座の間や鳳凰卓の方が使いやすいです。 なので中級者以下の方ははっきり言って、覚えても無駄になります。 そのことを承知の上で読むか、スルーしてください。 決してこの記事の内容を実戦で使お

      • 超イージー~鳴き読みのコツ10選

        今回は初級者、中級者向けに鳴き読みの講座を用意しました。 鳴き読みっていうと難しい印象があるのですが、難しいことは一切書いておりません。 鳴き読みの技術は確かに突き詰めれば難しいですが、難しいことを覚える前にまずは基本を抑えておかなければ応用は出来ませんし、簡単な基本さえ抑えていればそれだけでも充分実戦で役に立ちますし、成績向上にも繋がります。 超シンプルに要点だけを抑えてありますのでぜひ活用してみてください。 鳴き読みのやり方は他にも腐るほどあるのですが、マニアックで難し

        • ほぼ一点で待ちが読めるトイトイの読み

          今回はトイトイの鳴き読みについて取り上げます。 役も待ちも手牌構成も、全て丸裸に近いレベルまで相手の手を読むことが出来ます。 ここまで詳細に読めることはめったにないですが、どんな読みになっているか、ちょっと見ていきましょう。 今回は某天鳳九段の方の牌譜をお借りしています。 いつものように読みの練習をするために天鳳鳳凰卓の牌譜を漁っていたからたまたま取り上げただけであって、打ち手の詳細については触れません。 南2局6巡目南家が7sポン南家の仕掛けを見ていきましょう。 まずド

        • 固定された記事

        守備意識と平均点

          伸び悩む中級者の特徴10選

          今回は中級者向けの麻雀戦術講座を用意しました。 自分に当てはまることがあれば改善してみると良いかもしれません。 これは私が長年ネット麻雀を打ち続けて、対戦相手として、または牌譜を見ていたりして、中級者と上級者の違いを観察し続けてきて分かったことを記した研究ノートみたいなものです。 こういったことは自分が対戦するときに読みとして使って打牌に生かすこともあります。 つまり上級者にとっても中級者の特徴を知ることは大事です。 今回は具体例がなく、抽象的な記述ばかりですが、実戦での具

          伸び悩む中級者の特徴10選

          一副露でここまで読める、役牌暗刻の読み

          今回は役牌暗刻の読みについて取り上げます。 待ちは読めませんが、たった一副露でも打点と役はある程度限定出来る読みになります。 リーチと違って難しい鳴きの対応や押し引きを決める上でも有効に使えると思います。 南2局1本場4巡目親が北家の切った北をポンして打7sとしてきました。 オタ風の字牌をポンしているので、役が不明です。 ですがこれはおそらく役牌暗刻の鳴きです。 残る役牌が白しかないので、白が暗刻でしょうね。 何故役牌バックではなく、役牌暗刻だと言えるのかですが、注目すべき

          一副露でここまで読める、役牌暗刻の読み

          一副露でここまで読める、純チャン三色の読み

          今回は鳴き読みについて取り上げたいと思います。 あらかじめ断っておくと、今回は自分が打った牌譜ではなく、某天鳳位さんの牌譜をお借りしています。 これはたまたま鳴き読みの素材として都合が良かったから取り上げただけであり、誰が打っているかとかはどうでもいいですし、天鳳位が何を思考しながら打っていたかとかについては一切触れるつもりはありません。 鳴き読みの練習をするのに、牌譜検討は良いです。 いくらでも時間をかけて考えられますし。 それも自分の打った牌譜ではなく、他人が打った牌譜の

          一副露でここまで読める、純チャン三色の読み

          チートイツリーチの読み

          今回は配牌オリとチートイツリーチの読みというテーマで局を取り上げたいと思います。 今回検討した牌譜はこちらです。 東4局1巡目東4局で自分は4万点超えのダントツ、ラス目が飛び寸になっています。 ここでいきなり1巡目からラス目が役牌の東を鳴いてきたので、私はもう1巡目から配牌オリすることを決めました。 自分の手は1面子あって両面ターツ2つと、悪くない手ですが、1巡目から下家にいるラス目が役牌を鳴いてきたことでガチ絞りモードに突入するので、自分の和了りを見ている余裕はないと判断

          チートイツリーチの読み

          麻雀AI「Mortal」の実力評価

          麻雀AI「Mortal」とは麻雀AI「Mortal」を紹介したいと思います。 特徴としては無料で添削してもらえることと、雀魂の牌譜も見てもらえることの2つが大きいと思います。 「NAGA」に関しては現状、天鳳にしか対応していないし、有料ツールなので、NAGAにはない機能を備えているMortalの需要は高いです。 今回は実際に牌譜を添削してもらい、Mortalの実力のほどを測ってみようと思います。 https://game.mahjongsoul.com/?paipu=221

          麻雀AI「Mortal」の実力評価

          裏プロが教える フリー麻雀で勝つ超デジタル打法~レビュー

          川村晃裕さんから新作の戦術本を献上していただきました。 私は前作の川村さんの戦術本も読んでますし、今作も発売されたら買うつもりでいたのですが、せっかくの申し出なのでいただくことにしました。 以下、感想レビューを書きたいと思います。 もらった本だからと言って忖度などするつもりはないので本音で書きます。 川村さんは配信などを見ていても雀力が高い打ち手なのは分かっていました。 残った成績が良いとかではなくて、打牌の意図を本人が解説しているのを聞いていれば雀力が高いかどうかは分かり

          裏プロが教える フリー麻雀で勝つ超デジタル打法~レビュー

          逆切りの読み

          今回は王座の間での初代天鳳位ASAPINとの対局中のワンシーンを取り上げてみたいと思います。 ASAPINと言えば元Mリーガーでもあり、二度の天鳳位達成、四麻魂天、三麻魂天達成など圧倒的実績を残しています。 今回の対局では偶然にもyoutubeの放送対局中で、対局後にアーカイブを見ることでASAPINの対局中の思考を拾うことが出来ました。 東4局で私はラス抜けを目指していました。 打点が欲しいので、ドラ1發トイツの手で上家に打たれた發はスルーしています。 この形になったら2

          逆切りの読み

          離れペンチャン落としの読み

          今回は王座の間での二代目天鳳位マーク2との対戦中のワンシーンを取り上げてみたいと思います。 東4局に差し掛かり、私とラス抜け争いをしていた二代目天鳳位マーク2の視点です。 2着目の先制リーチを受けて、平和ドラドラのイーシャンテン。 愚形残りでもリーチドラドラにはなるので、子供リーチ相手なら充分勝負になるかなと思いましたが、 字牌の中は押さず、8mを中抜きしてオリました。 攻めっ気が強めで粘り強い打ち回しが特徴的なマーク2さんにしては珍しくあっさりしているなという印象があり

          離れペンチャン落としの読み

          雀魂~卓別攻略ガイド(初心者、中級者向け)

          雀聖、元天鳳プレイヤーが雀魂4つの間について攻略法を解説していきたいと思います。 今回は初心者や中級者向けの内容です。 銅の間段位戦、最初の卓は銅の間です。 ここはアカウントつくりたての初心者が多く集まる卓であり、手役やルールも覚えたばかり、点数計算もままならないくらいの人が多いので、基礎雀力のある人なら簡単に抜けられます。 天鳳で言うと一般卓と同レベルですね。 初心者の方はまずは和了ることだけを考えて打ってみましょう。 河を見たり、他家の仕掛けを気にすることは止めて、自

          雀魂~卓別攻略ガイド(初心者、中級者向け)

          量産型デジタルからの脱却とその軌跡

          雀魂の段位が雀聖に到達しました。 私は元々天鳳プレイヤーで近年は雀魂にも手を出しています。 雀歴は11年くらい。 四麻は2年くらいは休んでいて、最近復帰しました。 私の雀風スタイルは面前守備型。 じっくりと腰を据えて中~高打点を目指しながら手づくりする、カウンタータイプの麻雀です。 手が遅いのでいつも先手を取られる展開になりがちで、後から高い手で追いついてぶつけにいったりすることが多いですね。 しかし元々私はゴリゴリの副露派雀士でした。 副露率は4割を超えていて、ケイテン

          量産型デジタルからの脱却とその軌跡

          麻雀相談所何切る~差し込みの待ち読み

          麻雀相談所に投稿させていただきました。 今回はその中の1つを詳細に深掘りしていきたいと思います。 麻雀相談所とはリツミサンのつくったiOSアプリのことです(iPadやiPhoneの専用アプリです)。 こちらからダウンロードできます。 問題のシーンを最初から振り返ってみたいと思います。 オーラストップ目。 自分の手はいまいちなんで、3種の字牌を抱えながら手を進めていきます。 和了りにいくなら役牌かタンヤオかなというかんじで、親が怖いのでリーチを打つ気はさらさらないです。 そ

          麻雀相談所何切る~差し込みの待ち読み

          染め手の読み~リャンカンの読み

          今回は染め手の読みについてです。 親(上家)の手を見ていきましょう。 まずは1巡目、西家が切った1mをポンして打6s。 6巡目に親が6pを手出しして北家がこれをポン、打6sとします。 7巡目、北家が切った2mを親が両面チーして打白。 そして親が8巡目に2mをツモ切り、9巡目に北家が切った5mをカンチャンチーして打8mとしてきました。 体感的にはここで95%はテンパイが入った感覚です。 親の手を読んでみましょう。 まずこの局の前提として、500点持ちで飛び寸になっている

          染め手の読み~リャンカンの読み