リノベーションの概念
「リノベーション」という言葉が大分浸透し、一般的にも使われるようになってきました。
しかし、「リフォーム」との違いは何か?と思われる方も多いと思います。
実は、この「リノベーション」と「リフォーム」の明確な違い・線引きはありません。
語り手や団体により、意味等が若干異なってきます。
ただ、大まかに分けるとするならば、リフォームはマイナスからゼロ(元の状態)に戻す工事で、リノベーションは、マイナスをプラスまでもっていく(ゼロに戻すだけではなく付加価値をつける)工事といった感じで、短い言葉で言えば、リフォーム=修復でリノベーション=革新というところです。
ただ、リフォームでもゼロの状態に戻すだけで終わることはあまりありません。
浴室をリフォームするにしても、タイル張りだったお風呂を乾燥機付きのユニットバスに替える(つまりプラスが生まれる)こともありますので、あまり言葉にこだわりすぎないほうがいいのかなと思います。
世間一般では、大規模なリフォームをリノベーションと表現されていることが多いようですし、ひとまずはそれでいいと思います。
リノベーションには様々な魅力があり、古くなった住宅を新しくするにとどまらず、教会をレストランにしたり、刑務所がホテルになったり、公衆トイレがカフェになったりと、まさに革新的な変身が起きる様々な可能性を秘めています。
そんな大規模改修や機能向上、革新といった「リノベーション」について、今後アレコレ語っていきたいと思います。
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