見出し画像

【アーカイブ公開中】session6. 静岡の静かな革命から未来を照らす

※これは、2022年9月22日~23日に開催された「リノベーションまちづくりサミット2022@沼津」のアーカイブ動画です。
※本内容はイベント開催時点の情報です。

session6
【静岡の静かな革命】から未来を照らす

そのまちにある資源を活かし、日常の豊かな暮らしをつくりだす、リノベーションまちづくりの動きは全国各地に広がっていますが、実は、今回のサミット開催地である沼津市を含め、東海道周辺はその動きが活発なエリアです。このセッションでは、沿線の6人のプレーヤーが一挙に集結し、お互いの取り組みや経験値を共有しながら、それぞれの共通点や違いを探ります。エリアでくくった時に、どんな可能性が見えてくるのか。このセッションを機会に、各地で広域連携が進むことを期待しています。

モデレーター

菊地 マリエ / 公共R不動産 コーディネーター
静岡県三島市出身。(株)日本政策投資銀行・地域企画部にて自治体調査業務を担当。退職後、2015年公共R不動産を立上げ、フリーランスで公民連携分野の自治体再生及び公共空間再生プロジェクトに多数関わる。共著に『CREATIVE LOCAL』『公共R不動産のプロジェクトスタディ』(ともに学芸出版社)。2020年に広島県福山市に移住、現在、育児でお仕事はスローダウン中。

登壇者

小松 浩二 / 株式会社REFS 代表取締役 / 一般社団法人lanescape 代表理事 /
沼津あげつち商店街振興組合 理事長

13年前に沼津にUターンし29歳で八百屋を起業。 商店街の課題に対し活動していると36歳の時に商店街の理事長となる。 本業より地域のボランティアごとに時間をとられてしまい、38歳の時に家守会社を設立しビジネスとして地域課題を解決することを試み、現在は空き店舗の活用、河川敷活用、宿泊施設運営、公園にて定期マーケットの運営に携わる。


市来 広一郎 / 株式会社machimori 代表取締役 / NPO法人atamista 代表理事 1979年静岡県熱海市生まれ。大学院で物理学を修了したのちビジネスコンサルティング会社に勤務。2007年熱海にUターンし、ゼロから地域づくりに取り組み始める。地域資源を活用した体験交流プログラムを集めた「熱海温泉玉手箱(オンたま)」をプロデュース。2011年、民間まちづくり会社、株式会社machimoriを設立し、空き店舗を活用しゲストハウスを運営するなど、シャッター街となっていた熱海の中心市街地を再生している。 著書に「熱海の奇跡〜いかにして活気を取り戻したのか〜」(東洋経済新報社)

原 大祐 / Co.Lab 代表取締役 / NPO法人西湘をあそぶ会 代表理事 / 湘南定置水産加工 代表取締役 / 関内イノベーションイニシアティブ 取締役 / 神奈川県住宅供給公社 団地共生プロデューサー(2016年〜)
1978年生まれ。青山学院大学経済学経済学科卒。神奈川県大磯町在住。 漁村農村お屋敷まちが混在する大磯に惹かれ、地域資産をいかした暮らしづくりを実践中。 地域のインキュベーション(県下最大の朝市「大磯市」の運営)、6次産業化(漁協直営の食堂プロデュース、加工場の運営)、里山再生(コミュニティ農園「大磯農園」の運営)、空き家空き店舗再生(カフェ、立ち飲み、本屋、雑貨店運営)、働き方改革(森のようちえん併設コワーキングスペース「Post-CoWork」の運営)などローカルエコシステムの再構築に取り組んでいる。

川口 瞬 / 真鶴出版 代表 / 雑誌『日常』編集長
1987年山口県生まれ。大学卒業後、IT企業に勤めながらインディペンデントマガジン『WYP』を発行。“働く”をテーマにインド、日本、デンマークの若者の人生観を取材した。2015年より神奈川県真鶴町に移住。「泊まれる出版社」をコンセプトに真鶴出版を立ち上げ出版を担当。地域の情報を発信する出版物を手がける。「LOCAL REPUBLIC AWARD 2019」最優秀賞。

山居 是文 / 株式会社旧三福不動産 代表取締役
1978年、小田原生まれ。新卒で都内の企業に勤務した後、小田原市に入庁。市役所を3年で退職後、再び都内でWeb等の企画・ディレクションの会社を創業。 2012年に拠点を小田原に戻し、商店街の空き店舗をリノベーションしたコワーキングスペース「旧三福」を運営。2015年、新規創業しやすい物件を提供すべく株式会社旧三福不動産を設立。 物件仲介、リノベーションなどをしつつ、小田原でごきげんな起業・移住を増やすのが仕事。

勝亦 優祐 / 建築家 / 株式会社 勝亦丸山建築計画 代表取締役
1987年静岡県富士市生まれ。2012年工学院大学大学院工学研究科 木下庸子研究室修了。2012年より日建設計に勤務し、フリーランスとしても活動を開始。2013年に地元静岡県富士市にUターン、商店街の立体駐車場でらせん型アートフェス「商店街占拠」を立ち上げた。さらに離接する廃墟ビルをシェアオフィス、飲食店、アトリエにリノベーションし、地元以外の人々が参加するきっかけとなる場となった。2017年より都内でクリエーターのための3つのシェアハウスを自社で運営している。2020年には日本橋問屋街の都市リサーチを行い、2021年はwebメディア「さんかく問屋街アップロード」を立ち上げるなど、静岡と東京の2拠点で、建築、インテリア、家具、プロダクトデザイン、都市リサーチ、地域資源を活かしたプロジェクト開発などを行う。