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【アーカイブ公開中】session10. 民間目線の公民連携から未来を照らす

※これは、2022年9月22日~23日に開催された「リノベーションまちづくりサミット2022@沼津」のアーカイブ動画です。
※本内容はイベント開催時点の情報です。

session10
【民間目線の公民連携】から未来を照らす

全国各地で公民連携が叫ばれていますが、それが上部だけのものなのか、本当の連携になっているのか、いま真価が問われています。どうすれば公民連携はうまく進むのか。このセッションでは、その最前線でチャレンジをしてきた4人のゲストをお迎えして、その経験値を語り合います。民間出身の元副市長もいれば、現役の現場担当者もいて、さらにそこに国交省の官民連携推進室長が加わります。本気で公民連携に挑む自治体には、民間と同じ目線に立てる行政担当者の姿がありました。このセッションを通して、公民連携の新たな形の未来を照らします。

モデレーター

馬場 正尊 / オープン・エー代表取締役 / 建築家 / 東北芸術工科大学教授
1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂、早稲田大学博士課程、雑誌『A』編集長を経て、2003年OpenAを設立。建築設計、都市計画、執筆などを行い、同時期に「東京R不動産」を始める。2008年より東北芸術工科大学准教授、2016年より同大学教授。2015年より公共空間のマッチング事業『公共R不動産』立ち上げ。2017年より沼津市都市公園内の宿泊施設『INN THE PARK』を運営。 近作は「Under Construction」(2016)「旧那古野小学校施設活用事業」(2019)など。近著に『民間主導・行政支援の公民連携の教科書』(学芸出版、2019、共著)、『テンポラリーアーキテクチャー 仮設建築と社会実験』(学芸出版、2020、共著)など。

登壇者

林・小野・有理 / 有理舎 主宰 / 株式会社エン・ジャパン 社外取締役 / 鎌倉市人材育成アドバイザー / 公共R不動産 マネージャー / Heros of Local Government 向上委員会座長
大阪府島本町生まれ。2003年に(株)リクルートに入社後、住宅メディア事業の営業、企画、編集などを経て、2009年に『SUUMOマガジン』編集長に着任。業務の傍ら、全国の住宅・不動産市場に関する講演やメディア出演、研究活動を経て、2013年に退職。 その後はリノベーションまちづくりの分野において、社団法人の事務局や事例紹介サイトの立ち上げ、講師や研究活動等に従事。2017年10月、全国公募を経て大阪府四條畷市の初の女性副市長に着任。働き方改革を柱とした前例主義に縛られない「日本一前向きな市役所」をめざして組織改革に取り組んだ。日経ウーマンオブザイヤー2020受賞。2021年9月、任期満了にて四條畷市副市長を退任。


宮之原 優聖 / 霧島市役所 建設部 都市計画課/ 一般社団法人Re Awesome City 理事
1990年鹿児島県生まれ。2015年霧島市役所に入庁。2019年商工振興課所属の際にリノベーションまちづくり事業を立ち上げる。全7回の戦略会議を通じて「LIVE KIRISHIMA」のコンセプトと4つの戦略を掲げ、人材の発掘育成と公民連携を重点に事業展開している。また自身の活動として2020年に一般社団法人を設立。河川敷の公園や商業施設の広場で定期マーケットを主催しながら民間と行政の垣根を超えて、霧島の余白を面白くする活動を続けている。

渡邊 和之 / 沼津市役所緑地公園課 / 一般社団法人lanescape 理事
1978年生まれ、大学卒業後、建設会社に就職したが、転職を重ねた後、土木技師として沼津市役所に入庁。ハード整備に長く関わってきたが、2015年からリノベーションまちづくりの担当となったことから、まちづくりに重要な要素に気づかされる。また、2017年11月に兼業公務員として家守会社を民間のキープレイヤーと立ち上げ、人との関わりづくりとコンテンツづくりを行う。欲しい暮らしは自分でつくる

山田 大輔 / 国土交通省 都市局まちづくり推進課 官民連携推進室長
1982年長野市生まれ。港湾・河川・道路事務所、三菱地所株式会社への出向、東北地整都市・住宅整備課長、都市局都市計画課課長補佐を歴任。2019年より神戸市へ出向し企画調整局副局長として都市経営課題の解決に向けた官民連携プロジェクトを企画。ワーク・ライフ・インテグレーションをモットーにモバイルハウス、空地リノベーション、地域貢献型テントサウナ等を私生活で実践。2022年4月より現職。