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【開催終了】官民連携まちづくり塾@熱海(2019年度)

※本スクールは終了しています。以下の募集要項に記載の地域情報や講師プロフィール等は、募集時点のものです。

官民連携まちづくり塾@熱海

2011年から全国50以上の都市地域でリノベーションまちづくりを展開している株式会社リノベリングが、今年も「官民連携まちづくり塾」を4都市で開催いたします!
「なぜ官民連携が必要なのか?」
「上司や議会を説得する方法は?」
「どうすれば公共空間を楽しい場所にできるんだろう」
そんな疑問やお悩みを抱えている方を対象に、官民連携によるまちづくり先進地のリアルを体験する3日間のプログラムをご用意しております。
現地でしか聞くことのできない「裏話」を行政や民間の実践者それぞれの立場からお話しいただくことで、先進地のリアルを体験し考え方やスタンスを学び、ぜひ皆様の活動地域での実践へと結びつけていただければと思います。

今年度開催第4弾の舞台は、「熱海」です。
<熱海市の特徴>
バブル崩壊後は人口・観光客数ともに激減の一途を辿っている熱海市では、「まちに活力があるうちに都市型産業を生み出すこと」が急務となりました。その危機感をいち早く民間のプレイヤーが察知し、熱海市でリノベーションまちづくりが始まりました。リノベーションスクールなどを開催することで熱海銀座を中心にリノベーション案件が次々に誕生。このような民間の動きに並走し、熱海市はATAMI2030会議で都市政策の検討を行ったり、創業支援プログラムを構築したりするなど熱海市ならではの官民連携手法を確立しました。
#新しいツーリズム #2拠点居住 #高齢者福祉 #まちなかでの暮らし方
といったキーワードにご関心のある方々、ぜひご応募をお待ちしております!

スクールマスター

大島 芳彦(おおしま よしひこ)
株式会社ブルースタジオ専務取締役、株式会社リノベリング取締役、株式会社シーナタウン取締役
1970年東京都生まれ。大手組織設計事務所勤務を経て、2000年ブルースタジオにて遊休不動産の再生流通活性化をテーマとした「リノベーション」事業を起業。その活動域は建築設計にとどまらず、不動産商品企画、コンサルティング、グラフィックデザイン、プロパティマネジメントなど多岐にわたる。実需、事業用を問わず単体不動産の再生を手がける一方で、団地再生、地域再生など都市スケールの再生プロジェクトを自治体とともに取り組む。近年では 全国で展開する地域再生ワークショップ「リノベーションスクール」の実績により2015年日本建築学会教育賞受賞。団地再生プロジェクト「ホシノタニ団地」で2016年度グッドデザイン金賞(経産大臣賞)を受賞。 (一社)リノベーション住宅推進協議会理事 副会長。(一社)HEAD研究会理事。(株)リノベリング取締役。大阪工業大学建築学科客員教授。東京理科大学建築学科非常勤講師。

ライブアクター

市来 広一郎
株式会社machimori代表取締役 NPO法人atamista代表理事
熱海生まれ、熱海育ち。2007年に熱海にUターンし、地域づくりに取り組み始める。地域を楽しむ体験ツアーをプロデュース。2011年、熱海の中心市街地をリノベーションする民間まちづくり会社、株式会社machimoriを設立。宿泊施設「guest house MARUYA」などを運営している。2016年より熱海の創業支援プログラム99℃〜Startup Program for ATAMI2030〜も企画運営してきた。

小山みどり
熱海市役所長寿総務室長
1969年熱海市生まれ。1990年熱海市役所入庁。児童福祉、市民、人事、産業振興、広報の部署を経て2019年から長寿介護課長寿総務室に配属。産業振興時代に地域事業者の支援をきっかけに、まちの魅力に改めて気づく。一方で遊休不動産の増加や人口減少などの課題について、大きな危機感を感じ、官民が同じ方向を向いて「自分たちのまちは自分たちでつくる」ことを目指し、熱海での取り組みをスタート。現在も、福祉の現場で新たな課題と向き合い奮闘中。

長谷川 智志
熱海市役所産業振興室長
1974年熱海市生まれ。1993年熱海市役所入庁。徴税、情報管理、児童福祉、観光、総務部門を経て、2015年観光経済課産業振興室に配属。地域の事業者(個店)や起業創業の支援を通し、現代の自治体経営において、危機感を感じ、「現実」を直視したうえで、衰退の要因は誰のせいでもなく、自分たちのまちの問題ととらえた。自分たちのまちは自分たちでつくる。遊休不動産再生だけにとどまらない、様々な魅力ある人と元々ある素晴らしいコンテンツを活用する、民間主導の公民連携での熱海型リノベーションまちづくりをすすめている。

水野 綾子
編集者/富西寺 跡取り
1985年、熱海市生まれ。編集者。出版社で雑誌の編集を経て、2015年から編集業に加えて“人のPR業”を開始。将来的に実家のお寺を継ぐためと子育て環境を考え、2017年に家族で熱海に移住。東京での仕事を続けながら、週3〜4日、新幹線で熱海・東京間を行き来するサーキュレーションライフ(循環型生活)を送る。熱海のまちづくりにも関わり、二拠点、複業など「多様な働き方」を熱海から実践、発信する。今年6月には、熱海の企業と複業をしたい首都圏の人材をつなぐプラットフォーム『CIRCULATION LIFE』を立ち上げる予定。

渡邊 和之
沼津市役所まちづくり政策課、一般社団法人lanescape 理事
1978年生まれ、大学卒業後、建設会社に就職したが、転職を重ねた後、土木技師として沼津市役所に入庁。ハード整備に長く関わってきたが、2015年からリノベーションまちづくりの担当となったことから、まちづくりに重要な要素に気づかされる。また、2017年11月に兼業公務員として家守会社を民間のキープレイヤーと立ち上げ、人との関わりづくりとコンテンツづくりを行い、2018年末時点で事業化6件。欲しい暮らしは自分でつくる。

田邉 国治
内閣官房日本経済再生総合事務局企画官
経済産業省職員。2011年7月から4年間、熱海市副市長を務め、在任中「営業する市役所」を掲げ、シティプロモーション、熱海市チャレンジ応援センター(A-biz)などに取り組むとともに、公民連携に着手。現在は、内閣官房 日本経済再生総合事務局 企画官として、規制のサンドボックス制度を担当し、ベンチャー企業等を支援。好きな言葉は「成功するまでやり続ければ失敗はない。」「dPDCA」。

河瀬 豊
株式会社伊豆おはな代表取締役
1970年、東京生まれ。東京でごく普通のサラリーマンとして生活していたが、東日本大震災の年に熱海に中古のマンションを購入し、週末移住を開始する。それを機に、坂と階段が多い地形に、高齢者が多く居住する熱海の地域課題を見出し、その課題を解決する事を決意し、熱海に完全移住。地域住民と観光客の行動範囲拡大と、救急車の適正利用を目的として、2013年に訪問介護事業所、介護タクシー事業の母体として、株式会社伊豆おはなを創業、現在に至る。

金子 正
熱海市役所 健康福祉部理事
平成21年に厚生労働省入省。医療保険制度・介護保険制度の改正、社会保障と税の一体改革、働き方改革(時間外労働の規制)などを担当。平成30年8月より熱海市役所に出向し、主に高齢者福祉や障害者福祉を担当している。群馬県桐生市出身。

石井 秀和
株式会社南荘(みなみそう) 石井事務所 代表取締役
1975年11月生まれ。43歳 生まれも育ちも川崎市中原区。 不動産賃貸業を家業としている。大学卒業後IT企業に就職、その後24歳で家業に戻り約350世帯を自主管理。現在は武蔵新城を中心に展開するセシーズイシイマンションシリーズを管理。賃貸マンション共用部を改装し「PASAR SHINJO」を開設。それをきっかけにJR南武線 武蔵新城駅を中心としたエリアに「この街に住みたい、住んで良かった。」というひとを増やす為の仕組み作り、情報発信やイベント企画など様々な活動を行っている。

能勢 友歌
熱海キコリーズ 団長・広報、コミュニケーションプランナー
岐阜県高山市生まれ。大学時代に東京とロサンゼルスで暮らし、大学を3つを渡り歩き多様性溢れる友人らと出会う。2007年広告会社㈱アサツーディ・ケイに就職し、コミュニケーションプランナーとして働く。2012年に働き方を変えるために熱海に家を買い住民票を移し、東京にも拠点を持ち、東京と熱海の2拠点生活スタート。「熱海の森林に新しい風を」というスローガンのもと熱海キコリーズを立ち上げ、団長に就任。熱海の森の豊かさ、林業の素晴らしさ、コミュニティの楽しさを伝えるPR活動も行う。

森本 要
経済産業省中小企業庁 経営支援課課長補佐
1979年生まれ。2003年経済産業省入省。中小企業庁や資源エネルギー庁などを経て、地方自治の現場経験を希望し、2015年7月から2019年6月まで、熱海市副市長として、熱海市のまちづくりに携わる。現在は、中小企業庁にて、中小企業・小規模事業者の経営支援や人材確保に関する政策の企画・立案に従事。

清水 義次
株式会社アフタヌーンソサエティ代表取締役、株式会社リノベリング代表取締役
1949年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。マーケティング・コンサルタント会社を経て、1992年、株式会社アフタヌーンソサエティ設立。都市生活者の潜在意識の変化に根ざした建築のプロデュース、プロジェクトマネジメント、都市・地域再生プロデュースを行う。民間のみならず公共の遊休不動産を活用しエリア価値を向上させるリノベーションまちづくり事業をプロデュースしている。

開催概要

■期間:
2019年8月23日(金)〜8月25日(日) 3日間
■会場:
静岡県熱海市内
■開催者:
主催・企画・運営:株式会社リノベリング 協力:熱海市
■プログラム内容:
・レクチャー
・まちあるき(事例視察)
・グループワーク
・講評会
・懇親会
■事前課題図書:
『リノベーションまちづくり 不動産事業でまちを再生する方法』清水義次著
『ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり』嶋田洋平著
■事前課題:
詳細につきましては、選考に合格された方にご案内をさせていただきます。

タイムテーブル

受講申し込み

■募集人数:
50名~60名
・公務員(地方自治体職員・都道府県職員・中央官庁職員等)
・民間プレイヤー(家守会社・家守候補・都市再生推進法人候補等)
※3人〜4人一組で参加のこと。原則、公務員・民間プレイヤーは別々にチームを組むこと。混合チームでの参加をご希望の場合はご相談ください。
■受講資格:
・リノベーションまちづくりに興味があり、自らが実践者となって地域再生に取り組みたい人
・パソコン(ワード、エクセル、パワーポイント)の操作ができる人
・スクールの全日程に参加できる人

■申込期間:
募集〆切 7月8日(月)23:59
合格発表 7月9日(火)
※主催者側で厳正な審査を行います。受講生の決定は、個別に電子メールにてお知らせいたします。審査結果と併せて事前課題を発表いたします。

■参加費:
無料 ※現地までの交通費や宿泊費、当日の飲食費、懇親会の参加費等は受講生の負担となります。

■持ち物:
PC(必須)、ポケットWi-Fi(必要な方のみ)、デジタルカメラ(スマートフォン、携帯電話のカメラでも可)、筆記用具等、ご持参ください。

■申込方法:
下記の応募フォームよりお申込みください。
※お申込みはチーム毎ではなく、参加者全員個別のお申込みが必要となります。お手数ですが、チームで参加の際、それぞれお申込み手続きを行って頂きますようお願いいたします。

■注意事項:
・事前課題があります。課題については、受講決定後にお知らせします。
・受講決定後のキャンセルは、原則できません。
・やむを得ない事情により受講をとりやめる場合は、速やかに主催者までご連絡ください。