日本人の人生はボーナスステージ
◆日本人の人生はボーナスステージ
人は元々、空(くう)から生まれて、死ねば空に戻る。
どんなに努力しても、必ず「空」になる。
空っぽの人生、空っぽの時間、人生とは死ぬまでの暇つぶし。
現代の日本人として生きるぼくは、この暇つぶし期間を、「ボーナスステージ」と呼んでいる。
だって、餓死することはないし、公共施設も充実しているし、娯楽もたくさんあるからだ。しかも、辛い労働は自分からやめることができる。
自然にも恵まれているし、人々は優しいし、いざとなったら、助けてくれる人も多い。
これをボーナスステージと言わずして、なんと言えば良いのだろう。
せっかくの人生、楽しまないと。
◆コスパ最強の時代
今の自分は、十分に「健康で、文化的な最低限度の生活」を送れている。
実際にぼくがやってることだが、週に一回、公共施設で筋トレや水泳、ビーム射撃に励み、図書館で本を読み、1500円(スマホ代)でYouTubeを観まくれば、暇な一日を満喫できてしまう。生活費を含めても、月8万円あれば余裕で暮らせそうだ。
つまり、現代では「充実した、ワクワクする生活のヒント」を得るために支払うコストは、ほぼゼロだということ。
しかし、享受するだけでは、社会から必要とされている実感が湧きづらいので、人は完全に幸せにはなれない。
やはり、提供者("GIVER")になるべきだ。
世界の何十億という人々が、インターネットで繋がっているこの時代。好きなことを発信すればするほど、同じことに興味を持つ人々の精神を充実させることができるのだ。
物の質から、共感の質へ。
時代はシンプルに、そして良い方に変わりつつある。
そんな現代で、ぼくは、何を発信しようかな。自分の価値とはなんだろう。
つづく
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