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30歳の奮闘記 2024

2024シーズンも沢山の応援
サポートをいただき
本当にありがとうございました

30代になって初めてのシーズン
私視点で今年も振り返ります
少しでもお時間があれば読んでいただけると
嬉しいです

頑張って短縮しましたが
とっても濃いシーズンだったので
とーっても長くなります

今年はレノファ史上一番?
26名のメンバーが揃い
その仲間達と共にスタートしました

1月から開幕戦が始まるまでは
それはもう長い長い3ヶ月でした
チームとはまだ言い難い
まとまっているとは
程遠い所からのスタートだったなぁと
今なら思います

今年は副キャプテンを任せて頂いただき
自分はこのチームに何をできるだろう
なんて考えていた3ヶ月間

今年始まってすぐは入れ替え戦の事しか
考えてなかったので気合いは十分でしたが
練習試合でも思うような結果が出なかったり
チーム的にも個人的にも
開幕までこんな長いか…
って

自分と向き合い体をイジメ倒した3ヶ月間
結果を出すのに必死だった3ヶ月間
という感じでした

うまくいくことが少なかったので
すんごい長く感じました

そして、やっと今シーズン開幕
好調に仲間が点を取り開幕勝利
私の出場時間は9分

ほぅ、去年の開幕戦より出場時間増えたわ
大丈夫、あたしの開幕はここから
なんて思いながら
勝ったことへのちょっとの嬉しさと
自分への悔しさを抱き
開幕戦を終えました

2戦目アウェイ
後半最後に名前を呼ばれピッチへ
残り10分ちょい
正直、10分かよ くそって思ったけど
その悔しさを糧にMAXで走ったろって思いました

ボールをもった、つぐと目があい
ゴール前に走って
くそ!キーパーに弾かれた
って思ったら私の前にボールが転がってきました
今季初ゴール
私の人生にしては早めの結果がでました
ファーストタッチでゴールって
私もってるなーてその時は自画自賛

しょうたさんからは
純子らしいゴールだった
って言葉をもらって
その時はめちゃくちゃ嬉しかったのを覚えてます

そしてその日は4月21日
母の誕生日でした
母に捧げるバースデーゴールになりました

3戦目 我らのホーム維新
この日もベンチからのスタート
しかしこの頃は練習でも調子よくて
早く出番来い、早く来いって思ってました
今回呼ばれたのは早かった

さくらが左サイドを突破し
私の大好きな球速のクロスをあげてくれました
頭で合わせ
2試合連続ゴール
去年も同じ形で点を取ってたから
絶対クロスあげてくれるって思ってました
さっくありがとう

そして、この日は三重県から
ずっと応援してくれてる方が来てくれてました
その人の前でゴールを決めることができ
ちょっと恩返し出来たかなぁと

私の人生にしては
早めに結果ついてくるなぁ
もっと頑張らな
ここで落ちちゃいけん
なんて思ってました

そして、私たちの歴史に残る
ずっと勝てていない相手に勝利

1000人プロジェクトを経て

1000人プロジェクトは
こちらを見て頂けると嬉しいです↓

いよいよ前期最終節
上位対決
前半1-0でリードを奪われ
後半早々名前を呼ばれました

試合は一進一退
後半終盤
私たちのチームにチャンスがありました
惜しくもそのチャンスを
掴むことが出来なかった矢先、
相手キーパーの弾いたボールが私の前に
転がってきました

それを私はゴールに沈めることが出来ず
試合は終わってしまいました

今まで長年サッカーをしてきましたが
自分の決めれなかった一点を
こんなにも不甲斐ないと思ったのは初めてでした

負けてから1週間
切り替えなきゃいけないんだけど
寝る前にループするようにその光景が
出てきたり
めずらしくネガティブになり
こんなになったのは初めてでした

そのくらい、この1戦を大事にしていたし
1番気持ちが入っていた試合でした
だからこそ決めれなかった
ゴールに流し込むことが出来なかった1点が
すごく重かった。

ここから自分の課題に向き合うことになります
そのきっかけを与えてくれたのは
大切な仲間達でした
詳しくは書きませんが
私の気持ちをリセットしてくれました

まだまだやれるよなって
こんなもんじゃないやろって
今年も見事に支えてもらいました



夏は、なでしこのチームとの練習試合
国体
中国予選
怒涛の夏が始まります

そして、私の心が少し晴れた
最高の瞬間が訪れます

やまぎんカップ優勝

今までずーーーーっと見てきた準優勝の景色
悔しい悔しいあの景色
誰も笑ってないあの景色

しょうたさんは
ミーティングの前に私たちにこう伝えました

「それぞれの立場からチームの勝利のために最大限役割を全うする」

応援してくれるサポーターの為に
共に戦う仲間のために戦うこと

と。

この言葉はとても難しい言葉
選手をしていれば
試合に出れない、メンバーに選ばれないことが
悔しくないわけが無い
その悔しさを押し殺し
みんなの為に全員が最後まで戦う

今まで沢山の喜怒哀楽を共にしてきた
この時わたしはこのチームならできる
と思いました

延長戦の末
私たちは見事、最高の景色を見る事が
できました

感無量。

れなの涙を見た瞬間に涙があふれる
皆と喜びあう
最高の瞬間

あぁこの歳になっても
サッカーしててよかったぁ
みんなと夢を追いかけてて本当によかったぁ

この景色を見る為に生きてるようなもん
今もまだあの瞬間を忘れません

夜なのに応援してくれたサポーターの皆様
最後まで走りきる仲間
メンバーに入れずとも
試合に出れずとも
最後まで共に戦ってくれる仲間
歓喜の瞬間を共に分かち合うことができ

私たちはまた新たな歴史を作ることが出来ました

そして始まった
皇后杯本戦に続く道
中国予選

初戦は見事勝利
2戦目相手は強豪の高校生
一進一退の末、敗退
歴史を新たにしたものの
とてもとても悔しい敗戦

試合終了後の挨拶

応援してくれる皆さんの顔を見たら
涙が出た
絶対泣いちゃいけないと思ってた
でも止まらなかった
そしてふと出た言葉

「負けてしまったけど、
私はこの仲間たちを誇りに思う」



初めてみんなの前で言ったこの言葉
この言葉は
みんなと喜怒哀楽を共に積み重ねていって
私に芽生えた想い

どんなにキツくても体が痛くても
最後まで走り抜く試合に出てる仲間たち
悔しい顔見せず
いつも見えないところで努力していた
仲間たち
チームのためにどの立場でも最後まで戦う
仲間たち

負けてしまったけど
むちゃくちゃ悔しいけど
ここからうちらはもう一歩成長できる。
そう思った瞬間でした

そしてもっともっと最高の景色を見たい
そう思いました

そして迎える
なでしこリーグ入れ替え戦予選大会

試合の流れ
しょうたさん目線の入れ替え戦は
ぜひこちらを↓

私は昨年
入れ替え戦に挑む時
当時居たみんなに想いを伝えました

チーム力があれば奇跡を起こすことが出来る
どんなに逆境で皆が無理と思っても
全員が同じ方向を向くことが出来れば
奇跡を起こせる

これはあたしが実際に体感した事でした
言葉だけじゃ伝わらないかな
とは思ったけど
私の中でとても大事にしていたから
昨年伝えました

しょうたさんは覚えていてくれました

最後の試合前ミーティング
しょうたさんからみんなに
チーム力があれば勝てる
うちらはチーム力だけは絶対に負けない。

それ聞いた瞬間はちょっと泣きそうになった
まだ何も達成していないのに

最後の1戦何がなんでも勝ちたい。
みんなで笑って終わりたい。
もちろん120%の準備はしてたけど
自分が例え試合に出れなくとも
この試合だけは勝ちたい。

そう思いました。

そして試合当日。
PK戦の末全員で勝利をつかみ取りました。

それはもちろん嬉しかったんだけど
それ以上に嬉しかったのが
サブの子達が涙してくれていたこと。

勝利への嬉し涙。
だけの涙じゃないってことはもちろん分かってる
1番辛い、キツイ想いをしてきたのはこの仲間

それでも
全員が今まで100%で目指して
全員が同じ方向を向けたからこその涙。

これがチームなんだよなぁ
これが仲間なんよ

むっっっちゃ難しいんよ
こーなるのって。
ほんとに全員が同じ方向を向かないと
この感動を生み出すことは不可能なんよ

それが出来たからこそ
最終戦は勝てたのだと思う
誰1人欠けることなく
奇跡(奇跡では無いかもしれないけど)
を起こせるのだと。

私はひっそりと
チーム力だけは誰にも負けないチームを作りたい
とレノファに来た時からずっと思っていました

何も達成してないし
まだまだかもしれないけど

こんなにも素晴らしいチームになったのは
26人全員のおかげ
サポートしてくれたあゆさんのおかげ
何度も何度もチーム力と伝えてくれた
しょうたさんのおかげ

そして、どんな時も応援してくれた
サポーターの皆様のおかげ

暑くても寒くてもカメラ越しに応援してくれた
ボランティアカメラマさんのおかげ

陰ながらサポートしてくれた
スタッフの皆さんのおかげ

こんな素敵なチームに
こんな歳になっても 最高の仲間に出会えて
私はとってもとっても幸せです。

みんなに出会えてよかった

副キャプテンとして何もしていないけど
こんな私にキャプテンマークを任してくれたり
口うるさく言ってもついてきてくれたり
時には励ましてくれたり
鼓舞してくれたり
本当にチームのみんなには感謝してもしきれない

大好きでたまらない仲間達

余談ですが
たくさんに言われた一言

君たちがどのチームよりも
1番笑ってたし1番泣いてたよ
って
確かに。笑

こんな喜怒哀楽が激しいチームは
うちらしか居ない笑

私の願望はもう1つあって
レノファに来てくれた仲間が
ここに来てよかったって思ってもらうこと

みんなどうかなぁ。
そう思ってくれてるといいなぁ
今はそう思いながらオフシーズンを
過ごしています

ジムに行けばみんなに会えるし
寂しい生活は送っていませんが
何か物足りない日々を送っています

わたしの今後を気にかけてくれている方も
いらっしゃると思いますが
公式の発表まで今しばらくお待ちください!

改めまして、
遠方でもどんな時でも応援してくれた
サポーターの皆様本当にありがとうございます
この応援が私たちをどれだけ救ってくれたことか
何度も書きますが
本当に私たちは幸せなチームです。

そしてスポンサー企業の皆様、雇用企業の皆様
影ながらサポートを頂き
本当にありがとうございました。

引き続き暖かい、熱い、応援を
よろしくお願いします!!

2024シーズンを一言で表すなら
喜怒哀楽。
どのチームよりも喜び とっても怒り
時には哀しみ 最高に楽しい1年でした

まだまだウチらはここからだよ
【⠀クソッタレが原動力 】

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