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スパークス『厳選投資』ウオッチ #108 (2024年5月末)
アクティブファンド『厳選投資』を毎月買付けています。
『厳選投資』は、スパークス・新・国際優良日本株ファンド
の愛称です。
毎月、定点観測を続けています。コツコツと追加取得していきます。
このファンドの定点観測、バックナンバーは以下からご覧ください。
ちなみに、第1回の記事はこちらです。2015年7月末から定点観測しています。
なお『メガトレンド』は既に全て解約済みです。
こちらの動画。ファンドの特徴が詳しく説明されています。
月次レポート
運用コメントの位置が変わりました。
月末時点の数字、数値はこれまでと同じくpdfです。
https://www.sparx.co.jp/mutual/gen_202405.pdf
今回の運用コメントも中身が濃いです。
2023年3月に東証より「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応等に関するお願いについて」が発表され、株価が純資産価値1倍を下回っている企業の是正に関する取り組みが話題になってから1年以上が経ちました。
「PBR1倍割れの企業だけでなく、1倍超えの企業にも株式資本コストを意識した経営を根付かせるためにどうするかが今後の課題である」というものでした。これはまさに当ファンドも問題視している点です。PBR1倍を超える企業の多くは資本収益性(=ROE(株主資本利益率))が資本コストを上回る優良企業です。しかし日本企業のなかにはいわゆる優良企業でありながら、最適な資本配分ができていない企業が散見されます。
運用コメントをぜひご覧ください。
このファンドの月次レポート、『月次レポート研究所のポッドキャスト』でも取り上げました。過去のレポートに、逸品、秀作がたくさんあります。
数字・データを定点観測
純資産総額・受益権総口数
『厳選投資』は2008年3月に設定されていますが、あまり昔を振り返っても仕方ないので、起点を2014年6月とします。
![](https://assets.st-note.com/img/1718053248849-mLiP7wBKUg.png)
5月は前月末比で0.19億口増加、3ヶ月連続の増加です。3月は分配金再投資のアシストで増加になったものと推測されますが、4月は純然たる資金純流入と見られます。5月はなんとか資金純流入となりました。
上表の通り、数ヶ月(大きな)増加が続いた後に、数ヶ月連続で減少=ファンドからの資金純流出ということが何度も見られる現象です。
次回がどうなるのか、注目されます。
ポートフォリオ、上位5社の顔ぶれ
月次レポート からです。
![](https://assets.st-note.com/img/1718053320003-dSjkvP22ox.png?width=1200)
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