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株式投資/投資信託/資産形成の"「お金がある人がやること・むずかしい・こわい」といったイメージを「みんなができること・かんたん・たのしい」ものに" #tsumiki証券

株式投資、投資信託、資産形成のイメージを、

「お金がある人がやること・むずかしい・こわい」
ではなく、
「みんなができること・かんたん・たのしい」

に変えたい!というお話の続きです。

この想いのベースになっているグラフがこちらです。

金融庁が2017年6月に公表した「積立NISAについて」という資料の中にあるグラフです。

1995年(英国は1997年)から2015年の20年間で家計金融資産がどのように変化したのかを示したグラフです。米国は3.11倍になったのに対して、日本は1.47倍と大きな差がつきました。

こうした差の理由の一つを説明するのに載せられているのがこのグラフです。

米英に比べて、日本の家計の株式・投信の保有の比率が非常に少ないのです。これが20年で付いた大きな差の要因だというのが金融庁の主張と考えられます。

そこで「株式、投資信託」の割合を増やしましょう、つまり、株式投資にもう少し取り組みませんか、ということなんです。積立NISA #つみたてNISA  もその文脈で整備されたわけです。

こういう資料やそれに基づいた制度を見て、金融庁は「危険な(=損をする可能性大)なギャンブルをさせようとしている」という見方をする人がいると思います。英米は過去20年上手くいったかもしれないがこの先はわかりゃしない、という人もいるでしょう。そうした捉え方、解釈を否定しません。将来は誰にも分かりませんから。

私の未来予測です。

引き続き日本の家計資産のうち株式、投資信託の割合があまり増えなければ、英米との差は益々広がる、ストレートに言うと、

英米に比べて、さらに貧しくなるだろう

ということです。

同時にもう一つ。

日本国内の経済的格差がさらに広がってしまうのではないか

ということです。他のノートに何度も書いていますが、ここ10年くらいの間に、少額から始められて時間を掛けた資産形成にとって有用な投資信託が非常に多く生まれました。で、それらを見つけ出した人たちは既に着々と資産形成に取り組み始めています。資産形成において「時間」というのは非常に大きな要素です。自分の投資対象に、より多くの「時間」を与えることが出来た人が、より多くの「果実」を得る可能性が高いのです。つまり、早く気づいて始めていた人と、まったく気づかずに何もしていなかった人との間に、驚異的な差が出来る可能性があるのです。どれくらい驚異的になるのか、それが想像しづらいのです。将来は分かりませんからね。

この2つの点、 #老後2000万円  なんかよりも、実は遥かに重要なんじゃないか、と私は思います。

預貯金の割合を減らして株式、投資信託に振り向けましょう!、いわゆる「貯蓄から投資へ」というスローガンは何十年も訴えられてきましたし、今も同じことが言われているのが実状です。上述の通り、ここ10年くらいの間に長期で付き合えるちゃんとした投資信託が増えたことで、このスローガンの通りに行動した人が長期的視野で報われる可能性が格段に高まったと感じます。

と、ここまでちょっぴり悲観的なシナリオを書いてきたわけですが、このシナリオを基に「株式投資を」という流れは、個人的に悪手だと思っています。(じゃあ、なんで書くのよ!ってツッコまないで)

不安や悲観に基づいて、株式、投資信託にお金を投じるのは適当ではない、と考えています。なぜなら、株式、投資信託は値動きのある、時期によってはかなり大きな値動きが起きるものだからです。

投資信託に投じた100万円がズルズルと評価が下がり、50万円とか40万円になってしまうことがあります。当然、不安になりますよね。もっと下がったら、30万円、20万円になったら、どうしようと考え、現金に換えてしまいます。そして、金輪際、投資なんか絶対にやらない!となってしまうのです。極端な例ですが、これが投資家として可能な限り避けたいシナリオです。
はじめたきっかけが「将来への不安」だったりすると、このシナリオの実現の確度が大幅に高くなると想像します。

そこで強く思うのです。

「みんなができること・かんたん・たのしい」

というイメージで始めることが大事だなあ、と。

「貯蓄から投資へ」が実現してこなかった最大の理由

手軽な規模から長期でお付き合いできるちゃんとした金融商品、投資信託が驚くほど少なかったというのも大きな理由の一つでしたが、それはここ10年で解消されたと言っていいでしょう。

しかし、なお、「貯蓄から投資へ」が遅々として進まない、極めてのろのろとしか進めない、その理由は、金融業界の閉鎖性にあると考えています。人材の流動化が非常に激しい業界ですが、基本、ムラの中でグルグル回っています。非常に閉鎖性の強い業界です。そうした閉鎖性こそが「株式投資、資産形成ってむずかしいよねー」という空気をつくりあげ、情報の非対称性をうみだしている、ということです。言葉を選ばずに云えば、むずかしく見せる、思わせることによって利潤を得る、これが金融業界の実態だということだと感じます。

株式投資、投資信託、資産形成。
実は

「かんたん」

です。「むずかしい」と感じている人は、業界に思い込まされている、私はそう思います。根っこにあることは、非常にかんたん、実にシンプルです。

「お金がある人がやること・むずかしい・こわい」
ではなく、
「みんなができること・かんたん・たのしい」

というメッセージを発信しているのは #tsumiki証券  です。

tsumiki証券は、丸井グループの100%子会社です。親会社の丸井グループに金融業の一面はあるにせよ、投資信託の販売業という面では完全な異業種参入です。

「みんなができること・かんたん・たのしい」

とイメージに変えるためには、異業種参入や異業種の視点、関与が非常に大事だと思います。

農林中金バリューインベストメンツさんも異業種との協業を発表されています。

こういうチャレンジ、取組が一つずつ増えていくことが、株式投資を

「みんなができること・かんたん・たのしい」

に変えていく原動力になると私は考えています。

そんな取組の一つという意味合いもあるのが、このイベントです。

noteクリエイターの皆さんはもちろん、どなたでもご参加になれます。

株式投資、投資信託、資産形成を

「みんなができること・かんたん・たのしい」

と感じられるかどうか、イベントで確かめてみてください。


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