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コモンズ30ファンド ウオッチ #14 2024年1月末

コモンズ30ファンド の月次定点観測の第14回です。

前回の定点観測はこちらです。

月次レポートです。

https://www.commons30.jp/pdf/fund30/report202401.pdf


ポートフォリオと上位10社

2024年1月末のポートフォリオ、上位10社です。

運用報告動画、最新版です。

こちらの動画では、コマツさんが取り上げられています。

月次レポート 「ピック!」のコメントから:

#コマツ

カーボンニュートラルや電動化へのロードマップも自助努力や外部連携もふまえ新製品の開発や市場導入も順調に進展しております。

#日立製作所

国内では、送配電事業者10社により設⽴された合同会社から「次期中央給電
指令所システム」を受注しました。日立製作所の国内での電力会社向け基幹システムの開発実績や、グローバルでの日立エナジーによる基幹システムや需給調整市場の関連システムなど豊富な導入実績が評価されたようです。これにより、全国の電⼒需給調整システムを共有化し、電⼒の安定供給に貢献していくとのことです。

#セブン &アイ・ホールディングス

2018年に一部店舗を買収した米国の中堅コンビニエンスストアのスノコLP社から新たに事業を追加取得することを発表しました。204店舗(全店ガソリンスタンド併設)を取得し、買収価格は950百万ドルです。今後もM&A案件は増加するもようです。

コモンズ投信の皆さんが注視されているポイントが把握できて大いに参考になります。この「ピック!」から、投資先の会社の皆さんが未来での価値創造、実現に向けてどんな行動をおこなっているのか、その一端が読み取れます。

株価(価格)ではなく、投資先の会社が実現している「価値」をしっかりと追究している姿勢が感じられます。

noteでの発信からもそんな姿勢を感じています。

今月のレポートの巻頭、伊井さんのメッセージからです。

現在の投資先は31社、平均保有期間は11年を超えています。世界の長期投資家と比べても長めです。個別にも長い投資期間を経て東京エレクトロン、ディスコは投資開始以来約30倍(株価上昇と配当の合計)、シスメックスが約20倍に、ダイキン工業が約17倍になりました。まさに、外部環境の変化を乗り越えて活躍する企業ばかりです。もちろん、成功事例ばかりでなく、やむなく売却させていただいた銘柄もあります。

投資先31社の平均保有期間が10年を超えている点。その長い保有期間が投資先の会社の価値創造の恩恵を享受させている点。一方で、全ての投資が当初の仮説通りとはならなかった点。

これらの点、大いに注目しておきたいことです。

受益権総口数の推移

受益権総口数は、投資信託に資金が流入しているか、流出しているか、を示しています。資金が流入する、継続的に資金が流入している=受益権総口数が継続的に増え続けている投資信託は、その投資家(受益者)からの信頼を継続して得ている、その信頼が深まっていると推測することが出来ます。コモンズ30ファンドの2017年12月末以降の月次の推移です。

2021年3月以降2023年4月まで26ヶ月連続で受益権総口数が前月末比増加、つまり、ファンドへの資金純流入が続いてきましたが、前回2023年5月は減少となりました。27ヶ月ぶりのファンドからの資金純流出でした。

2024年1月は0.4億口の増加でファンドへの資金純流入となりました。

8ヶ月連続の資金純流入です。今月のレポートの最初の伊井さんのメッセージで次のように説明されています。

当ファンドは、15年間継続して資金流入(全運用期間の181カ月中165カ月で資金流入)をいただいています。

165/181 91%。15年間で資金純流出となった月は1割以下。着実に追加投資を継続するPatientな受益者の存在、支持が感じ取れる数値です。

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こうした機会こそが未来への投資になるんですよね。とても素晴らしい企画。

コモンズ投信ではわたしたちにできることは何か、を問い続けてまいります。

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