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スパークス『厳選投資』ウオッチ #110 (2024年7月末)

アクティブファンド『厳選投資』を毎月買付けています。

『厳選投資』は、スパークス・新・国際優良日本株ファンド

の愛称です。

毎月、定点観測を続けています。コツコツと追加取得していきます。

このファンドの定点観測、バックナンバーは以下からご覧ください。

ちなみに、第1回の記事はこちらです。2015年7月末から定点観測しています。

なお『メガトレンド』は既に全て解約済みです。

こちらの動画。ファンドの特徴が詳しく説明されています。



"直近の株式市場の下落に関して"

スパークス・グループ CEOの阿部修平さんのメッセージがWebサイトに掲載されています。

日本のバブルを知っている 私から見て、今の日本株のバリュエーションは当時と全てが真逆です。TOPIX の PER(株価収益率)は 89 年末の 61.7 倍に対して今は 13 倍。PBR(株価純資産倍率)は同 5.5 倍に対して、今は依然として 1.2 倍と割安圏にあるのです。

最後に、投資家の皆さんと、ウォーレン・バフェット氏の師であるベンジャミン・グレアム氏(1894-1976 年)の言葉を共有 して締めくくりたいと思います。
相場とは、持続不可能な楽観主義と根拠のない悲観主義の間を永遠に行ったり来たり する振り子である。賢明な投資家とは、楽観主義者に売り、悲観主義者から買う、現実主義者である」のです。

https://www.sparx.co.jp/report/doc/report_20240807.pdf

主体的な現実主義者でありたいものです。

月次レポート

運用コメントの位置が変わりました。

https://www.sparx.co.jp/mutual/gen.html#tabContent03

月末時点の数字、数値はこれまでと同じくpdfです。

https://www.sparx.co.jp/mutual/gen_202407.pdf

今回の運用コメントは #オリックス  さんについて、いつもにも増して濃い内容だと感じました。

隠れインバウンド恩恵銘柄、国内金利正常化の恩恵も受ける、株価のバリュエーション、PBRか、それともPERか/ROEについて、コーポレートガバナンス

などについて具体的にファンドの見方が示されています。

読み応えたっぷりでした。

運用コメントをぜひご覧ください。

このファンドの月次レポート、『月次レポート研究所のポッドキャスト』でも取り上げました。過去のレポートに、逸品、秀作がたくさんあります。

数字・データを定点観測

純資産総額・受益権総口数

『厳選投資』は2008年3月に設定されていますが、あまり昔を振り返っても仕方ないので、起点を2014年6月とします。

7月は前月末比で1.25億口増加、5ヶ月連続の増加です。3月は分配金再投資のアシストで増加になったものと推測されますが、4月は純然たる資金純流入と見られます。5月はなんとか資金純流入となりました。6月、7月は増加口数が前月よりも大きく増えました。

上表の通り、数ヶ月(大きな)増加が続いた後に、数ヶ月連続で減少=ファンドからの資金純流出ということが何度も見られる現象です。

次回がどうなるのか、注目されます。

ポートフォリオ、上位5社の顔ぶれ

月次レポート からです。

2024年7月末

前月末です。

2024年6月末

投資先は1社減、21社です。

トップ5のメンバーは変わらずです。

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