ひふみ投信 ウオッチ #136 / ひふみワールド ウオッチ #38 (2023年3月末)
2023年からこの2つのファンドの定点観測をまとめてます。
定点観測のバックナンバーです。
まずは投資先の会社、ポートフォリオです。
投資先、ポートフォリオ
ひふみ投信
https://hifumi.rheos.jp/fund/toushin/pdf/report202303.pdf
2023年3月末の上位10社、2022年12月末の上位30社です。
2023年3月末、上位10社で全体の18.5%になっています。
1年前、2022年3月末時点、2021年12月末時点です。
1年前と比較すると、上位10社では、6社入れ替わっています。上位10社で16.6%ですから上位10社への集中は少し高まっています。
上位30社では、9社が2021年12月末、2022年12月末ともにランクインしています。東京海上ホールディングスさん、GMOペイメントゲートウェイさん、インターネットイニシアティブさん、味の素さん、メルカリさん、MICROSOFTさん、東京エレクトロンさん、ジャパンマテリアルさん、プレミアムウォーターホールディングスさんです。
2023年3月末では、TOPIXの上位100社に入っている会社 8社、トップ10に入っています。上位10社が3社に。
業種別の推移です。
1年前と比べると投資先が29社増です。1年前と比べると、電気機器が情報・通信業に代わってトップになっています。
時価総額別の分布、アクティブシェアです。
前月末と比較すると
大型株 69.10% → 68.68%
中小型株 22.41% → 21.83%
超小型株 1.82% → 1.75%
現金等 6.67% → 7.74%
株式のウエイト増 ということですね。
アクティブシェアの推移です。
前月末比 アクティブシェアは 0.90ポイント減 となっています。
ひふみワールド
https://hifumi.rheos.jp/fund/world/pdf/report202303.pdf
ひふみワールドの2023年3月末 上位10社、2023年2月末、2022年3月末と並べました。
上位10社、前月末と比べると入れ替わりはありません。1年前との比較では8社が入れ替わっています。
ポートフォリオ全体の所在国別、業種別です。
1年前と比べると、投資先が49社減っていますね。
2022年12月末の上位30社です。
なかほどの列、「組入期」はファンドが投資開始した決算期(推定値)を入れています。第1期の期末は2020年2月。2月に第4期を終えて、現在は第5期です。
受益権総口数の推移
ひふみ投信
マザーファンド(2023年3月末 7,259億円)が同じのひふみプラスも並べています。
ひふみプラスは2021年10月以来、18ヶ月連続で前月末から受益権口数増=ファンドへの資金純流入となりました。一方、ひふみ投信は2ヶ月連続で受益権口数減=ファンドからの資金純流出となりました。
ひふみワールド
マザーファンド(2023年3月末 2,806億円)が同じのひふみワールド+も並べています。
2023年3月、ひふみワールドは受益権口数増=ファンドへの資金純流入、ひふみワールド+は受益権口数減=ファンドからの資金純流入となっています。ひふみワールド+は2ヶ月連続で資金純流出です。
パフォーマンス
ひふみ投信
年ごとのリターンの推移です。
ローリングリターンです。
まず、5年です。
2018年3月末〜2023年3月末の5年間、リターンを年率換算すると2.04%となりました。データ期間数は114。中央値は17.0%です。5年保有で2.1倍になります。
5年リターン(年率換算)の分布です。
0-5%のレンジ、10期間ですがこれは2017年6月末〜2022年6月末以降の10期間連続となっています。
10年です。
2013年3月末〜2023年3月末の10年リターン、年率換算で12.0%となっています。2013年3月末の投資額は10年後 3.09倍になっています。
データ期間数は54。中央値は 15.5%。10年で4.24倍になります。
ひふみワールド
こちらはデータ数がまだまだ少ないのでローリングリターンも1年のみです。
ゆっくり見守ります。
コツコツ投資 実際のところ
ここから先は
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