モーニングスターの「国内株式型」分類、運用歴10年以上のファンド (2022年4月末) #67
5年以上続けてきた、この定点観測。2022年3月から #note に引っ越しました。
今回が3回目。前回の記事です。
モーニングスターさんのカテゴリーで「国内株式型」とされている、運用実績10年超のファンド。そのパフォーマンスのデータをこれまで5年以上、定点観測してきました。今回の引越で、そのデータの蓄積をさらに活かした振り返りはもちろん、新たな発見、出会いができたらいいな、と考えています。
どんな方法、どんな枠組で定点観測しているか、は↑↑↑の記事をご覧ください。
モーニングスター「国内株式型」
運用実績 10年超のファンド
この詳細条件の選択で抽出した結果が以下です。
「国内株式型」で運用実績のあるファンドは350本です。
前回 の定点観測からの増減はありません。
カテゴリーを「選択なし」にすると、実績10年超のファンドは1,744本でしたので約2割を「国内株式型」が占めています。
1年リターン、3年リターン、5年リターン、10年リターンそれぞれで順位を出す。毎月本数が変わるので、順位のパーセンタイルを出す。
1年リターン、3年リターン、5年リターン、10年リターンの順位パーセンタイルのAverageが低いファンドが「エライ」ということで順位をつけよう。
この方式で66回、5年以上続けてきました。
2022年4月末基準のトップ20
トップは、
野村 日本ブランド株投資(アジア通貨)毎月
でした。
前回(2022年3月末基準)に続いて2ヶ月連続でトップ(通算3度目)です。
トップ20のうち
「大型」 が 15本、「中型」が5本、「小型」が0本 となっています。
ちなみに、
【 日経225連動型上場投資信託 】はAverage 36.50%で 88位(←74位)、
【 TOPIX連動型上場投資信託 】はAverage 44.00%で 139位(←165位)
となっています。
運用実績 20年超のファンド
運用実績が20年を超える「国内株式型」ファンドは
前回から1増です。
20年超のファンドの全体(10年超の350本)での順位のトップ10です。
10年超でトップ20のファンドのうち、6本が20年超の実績を持っていることになります。
【 日経225連動型上場投資信託 】は 43位/188
【 TOPIX連動型上場投資信託 】は 74位/188
となっています。
2022年4月末 50位まで (10年超)
21位から50位まで、です。
最初にご紹介した通り、運用実績10年超のファンドは350本ですから、50位でも上位15%以内です。まずまず立派な成績です。
加えて、この350本の中にはインデックスファンドが89本含まれています。その一大集団が真ん中あたりに集中しています。ですから、良い成績のファンドはより良い順位、悪い成績のファンドはより悪い順位になるものと考えています。
過去67回のデータから
過去の67回での平均順位のトップ10というのをお示ししてみます。
67回すべてで定点観測の対象となっていたファンドは245本ありました。
その245本の67回分の平均順位のトップ10です。
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