ひふみ投信・運用体制強化についての説明会 で授かった「問い」
#ひふみ投信 の説明会にお邪魔しました(Webinarへの参加)。
説明会については、Shimoyamaさんも記事をつくられています。
運用体制強化 とは具体的にこのフォーメーション(システム)の変更です(サッカーの実況・解説みたいですね)。
ひふみ投信マザーファンド のファンドマネジャーに就かれた佐々木さん、同じファンドの外国の会社への投資、その運用を担う 韋さん、そして、藤野さんのお話をお聴きすることができました。
Q&Aで「若い人にどんな価値、ひふみらしい独自の価値とはどんなものでしょうか」とお尋ねしました。
投資文化を根付かせるためのチャレンジを続けていくことを藤野さんは強調されました。その一例として挙げられたのが お金のまなびば! でした。
Shimoyamaさんが記事でご紹介のとおり、チャンネル登録者数 18万人だそうです。こうした媒体でのチャレンジを通じて投資の楽しさを伝えたい、気づいてもらえる工夫を凝らしたい、とのことでした。
トヨタイムズと一緒に挙げられていたチャンネルが
でした。こちらの登録者数には遠く及ばないけれど、というコメントもありましたが、チャレンジを続けるぞ!という意思を感じました。
動画視聴で時間を使う(ちゃんと視聴したら他のことが手に付かない)のは、あまり好きではないので、ごめんなさい、お金のまなびば!は正直、ほとんど観れてません。
でも、このシリーズは学びを得ることができました。
ファイナンシャル・インクルージョン
投資文化を根付かせたい! の文脈で藤野さんが提示された言葉が
ファイナンシャル・インクルージョン でした。
投資の意義、機能、役割を正しく理解、納得しないままに、金融資産の大半を現預金・預貯金のままにしている人がまだまだ非常に多い。その一方で、つみたてNISAやiDeCo等に取り組みながら金融資産の中の株式等のウエイトを漸増させている人もふえてきている。
この行動の差が、時間の経過とともに大きな経済的格差を生み出す可能性が大きい。そうした格差が広がらないように、幅広い人たちにわかりやすい解決策、選択肢を提供することがとても大切だ、と考えて「ひふみシリーズ」のラインナップを拡充してきた、と。
投資という言葉を聞いて、ポジティブなイメージをフツーに持っている人が多数派になる、そんな社会になること、それがファイナンシャル・インクルージョンの目指すところなんでしょうね。
月次レポートについて
月次レポート研究所 的な関心として、月次レポートのリニューアルの可能性をお尋ねしてみました。
藤野さんはTikTok等の例を挙げて、コンテンツの短尺化を検討したい、とのコメント。コンパクトにわかりやすく、ということを考えている、と。
「今の月次レポートは、市況、マーケットの説明に偏っていませんか?」という問いも投げかけたのですが、それには佐々木さんが応じてくださいました、というか、問いを投げかけられました。
Q&Aの中で佐々木さんはご自身の趣味を尋ねられて
「マーケットを見ること。マーケットで起きている事象について考えること。」
と真っ先にお答えになりました。
それ、仕事やん!とツッコミたくなりますが、それくらいにマーケットがお好きなんだと感じました。
佐々木さんはこんな指摘をされたのです。
日本には、マーケットにどこかネガティブなイメージを持っている人が多いのでは? と。
マーケットはキライですか?
こんな問いを授かったと感じました。
独自の価値を持続的に創出、実現、提供し続ける会社に投資する、そんな会社のオーナー、関係者になる。これが今の僕の投資の基本的なスタンスです。
その投資から得た果実を収穫するには、その持分を市場で売却する必要があります。ですから、マーケットは非常に大事な存在です。
健全で活発なマーケットは必須だと考えています。
では、スキ?キライ? という問いに対して、どうか、となると、、、
上記のとおり、もちろんキライではないです、とても大切で大事な存在です。
でも、
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