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三井住友・中小型株ファンド ウオッチ #37 / フランクリン・テンプルトン・グローバル・プレミア小型株ファンド ウオッチ #41 (2022年12月末)
2023年から 三井住友・中小型株ファンド、フランクリン・テンプルトン・プレミア小型株ファンド この2つのファンドの月次定点観測をまとめます。
2016年から毎月買い足している
2019年2月から毎月買い足している
2つのファンドのこれまでの月次定点観測のバックナンバーは以下のリンクからご覧ください。
ポートフォリオから確認してみます。
三井住友・中小型株ファンド
ポートフォリオ、投資先 上位10社
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投資先は前月末から1社減、96社です。業種別では小売業と卸売業の順位が入れ替わりました。
上位10社です。
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前月末から2社が入れ替わりました。イー・ガーディアンは上位10社に初登場だと思います。
前年同月末と比較すると7社が入れ替わっています。
組入期は投資先がファンドに組み入れられた期です。
「11」:~2014年9月
「12」:2014年9月~2015年9月
「13」:2015年9月~2016年9月
「14」:2016年9月~2017年9月
「15」:2017年9月~2018年9月
「16」:2018年9月~2019年9月
「17」:2019年9月~2020年9月
「18」:2020年9月〜2021年9月
「19」:2021年9月〜2022年9月
現在、第20期です。
第11期以前から保有(と推定される)1社がトップ10にあります。
月次レポートでは2023年の注目点が述べられています。
受益権総口数の推移
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2022年12月は11月に続いて、前月末比で受益権総口数減=ファンドからの資金純流出となりました。
パフォーマンス
ローリングリターン を5年、10年、15年で。
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5年 データ期間数は172、うちマイナスが51個。中央値は90% (前回 91%←前々回 92%)。5年保有していて▲48%と投資額が半分近くになることもありました(2006年1月末〜2011年1月末)。2008年1月末〜2013年1月末の期間以降、ずっとプラスリターンが続いています。
10年 データ期間数は112、うちマイナスはゼロ。中央値 360%(前回 358%←前々回 358%)。最低値は56%(2006年2月末〜2016年2月末)でした。
15年 データ期間数は52、うちマイナスはゼロ。中央値 269%(前回 269%←前々回 275%)。10年では最低値だった2006年2月末〜2021年2月末、15年保有していると205%ですので、投資額は3倍以上になったことになります。
フランクリン・テンプルトン・プレミア小型株ファンド
ポートフォリオ、投資先 上位10社
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投資先は前月末から1社減、64社。業種別では不動産とコミュニケーション・サービスの順位が入れ替わり、国別ではカナダとドイツの順位が入れ替わりました。
上位10社です。
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前月末と比べると3社が入れ替わりました。昨年12月にファンドは決算を迎えましたので、ファンドは第5期に入っています。
12月末の第3位 ENGHOUSE SYSTEMSですが、この会社は今回初登場。12月の決算日以降に投資が開始された可能性もあり得るので「4 ?」と組入期の列に記載しています。
組入期の列の数字はその投資先が組み入れられたと推測される決算期です。
「1」は 2018年12月〜2019年12月
「2」は 2019年12月〜2020年12月
「3」は 2020年12月〜2021年12月
「4」は 2021年12月〜2022年12月
となります。
受益権総口数の推移
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2022年12月も前月末比受益権総口数が減少、ファンドからの資金純流出となりました。2021年1月以降 24ヶ月連続です。寂しいですね。
パフォーマンス
ローリングリターン 1年です。
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2021年12月末〜2022年12月末は ▲13.1%となり、2021年8月末〜2022年8月末以降、5期間連続のマイナスとなっています。
ポートフォリオの内容は違って(重複している投資先も多いですけど)ますが、ファンドの運営に携わっているRoyce Investment Partners のファンドのパフォーマンスです。
米国”外” International の「プレミア」な小型の会社を主な投資対象にしているファンド:
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米国の「プレミア」な小型の会社を主な投資対象にしているファンド:
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