日本株運用に分散投資は必要か?
ベンチマークの呪縛から離れ、絶対リターンを狙うことで、運用マネジャーが本当に将来キャッシュフローが高いと考える企業に集中でき、運用マネジャーが本来果たすべき機能の一つ、つまり効率的な資金配分機能を通じて、成長性のある企業に資金供給を行い、日本経済の成長をサポートすることが可能となる。ベンチマークを意識した相対運用が盛んになり、この本来の機能が失われているとの批判もある。集中投資は、このようなアクティブ運用本来の機能を果たす意味でも重要と考えられる。
『日本株運用に分散投資は必要か?』(堀江貞之さん 2010年9月)
https://www.nri.com/jp/opinion/r_report/pdf/201004nenkin.pdf