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コモンズ30ファンド ウオッチ #25 2024年12月末

コモンズ30ファンド の月次定点観測の第25回です。

前回の定点観測はこちらです。

月次レポート「コモンズレター」です。

https://www.commons30.jp/pdf/fund30/report202412.pdf

巻頭メッセージは渋澤さん。

では、「株式市場による企業価値の評価」と何か。
それは、これからの新しい時代への企業価値の期待値の他なりません。そして期待値とは無機的な現状の計算ではなく、有機的な未来という時間軸の表現になります。

https://www.commons30.jp/pdf/fund30/report202412.pdf

株価だけを見ていても、わかりっこないですよね。


ポートフォリオと上位10社

2024年12月末のポートフォリオ、上位10社です。

https://www.commons30.jp/pdf/fund30/report202412.pdf

月次レポート 「ピック!」のコメントから:

#コマツ

業績変動リスクをマイルドにし安定成長の支えとなっているアフターマーケット(部品)事業では、オンライン販売の為のデータベース構築により顧客接点の拡大を図る等、競争環境で懸念されている点についてもしっかりと対応されていることが理解


#リンナイ

海外においては、中国の不動産市況悪化の影響がいよいよ顕在化しつつある点は懸念材料ではありますが、まだブランド認知が十分に進んでいない内陸部ではシェアアップの余地も残されていますし、もうひとつの主要市場である米国では市場投入した給湯器の新製品が販売好調であるのが明るい材料

#KADOKAWA

この資本業務提携のメリットは、ゲーム、アニメ、映像(映画およびドラマ)など
の事業において、海外展開力強化と開発力の一段の強化が図れることです。豊富なIP(知的財産)をベースとしたKADOKAWAのビジネス基盤は、ソニーグループの強力な海外販売ネットワークと映像ビジネスにおける知見などによって、補完されてくると期待

長い目で想像することが大事だと思います。

毎月の「ピック!」から、株価(価格)ではなく、投資先の会社が実現している「価値」をしっかりと追究している、メンテナンスしてくださっている姿勢を感じ取っています。

受益権総口数の推移

受益権総口数は、投資信託に資金が流入しているか、流出しているか、を示しています。

資金が流入する、継続的に資金が流入している=受益権総口数が継続的に増え続けている投資信託は、その投資家(受益者)からの信頼を継続して得ている、その信頼が深まっていると推測することが出来ます。

コモンズ30ファンドの2017年12月末以降の月次の推移です。

2021年3月以降2023年4月まで26ヶ月連続で受益権総口数が前月末比増加、つまり、ファンドへの資金純流入が続いてきました。しかし、2023年5月は減少となりました。27ヶ月ぶりのファンドからの資金純流出でした。

2024年12月は0.64億口の増加でファンドへの資金純流入となりました。

19ヶ月連続の資金純流入です。

バックナンバー

過去の記事は下記のリンク先でも格納しています。


投資先をもう一度眺めてみます



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