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コムジェストさんの月次レポートを読む! #16 (2022年8月末)

コムジェスト・アセットマネジメントさんがファンド運営に携わっている3つの #アクティブファンド  の月次レポートを読んでみる

コムジェストさんの月次レポートを読む!

前回はこちら。

3つのファンドとは

ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)【愛称:エマージング・セレクト(成長)】

ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド

ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・世界株式ファンド

3つのファンドの投資先の選別、投資判断を行なっているのが

コムジェスト・アセットマネジメント さんです。


ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)【愛称:エマージング・セレクト(成長)】

2017年10月に設定されたファンドです。

主に新興国の会社に投資しています。

純資産総額、受益権総口数の推移です。

2022年8月は前月末比で受益権総口数が微増??、ファンドへの資金純流入となりました。前年同月末比で口数は8%増となっています。

投資先の概況はこんな推移となっています。

投資先は前月末から1増、34社です。
1年前と比べると、中国のウエイトが10ポイント近く減っていますね。
増えたのは、ブラジル、インド。

2022年8月末、ファンドでの比率 上位10社です。

前月末との比較では1社が入れ替わりました。
ロカリザ・レンタカーは上位10社に初登場のはずです。
ファンドのレポートでは次のようなコメントがありました。

ブラジルのレンタカー最大手かつ中古車販売大手。ブラジル最大の新車購入企業であることから、自動車メーカーより高い割引率で新車を購入することが可能。また、レンタカーとして使用後、中古車として販売している。

ブラジルの大手レンタカー会社であるロカリザ・レンタカーは、2022年4-6月期の決算が市 場予想を若干下回ったものの、買収した競合のユニダス社との合併によるシナジー(相乗効果)などにより、今後の成長が見込まれていること等が好感され、株価が上昇しました。

1年前、2021年8月末との比較では4社が入れ替わっています。

パフォーマンス。3年リターンの推移。新興国株式のインデックスファンドと比較してみました。

ローリングリターン 3年

ここまで0勝23敗となっています。

ファンドの月次レポートです。

ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド

2021年3月に設定されたファンドです。

日本の会社が主な投資対象です。

純資産総額・受益権総口数です。

2022年8月は前月末比で受益権総口数が増加、ファンドへの資金純流入となりました。5ヶ月連続です。

投資先の業種別推移です。

2022年8月末の投資先は前月末から増減なく、43社。

注目なのは、現金等の比率です。7月末比 6.5ポイント減です。

2022年8月末の上位10社です。

前月末から3社入れ替わりました。
組入期はマザーファンドの決算期です。2021年12月の決算期が「6」です。

1年前、2021年8月末との比較では、6社入れ替わっています。


ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・世界株式ファンド

2021年3月に設定されたファンドです。

世界中(日本含む)の会社に投資するファンドです。

純資産総額・受益権総口数です。

こちらも前月末比で受益権総口数が増加、ファンドへの資金純流入となりました。
3ヶ月連続の純流入です。

投資先の推移です。販売用資料を参考にしました。

2022年8月末、投資先は前月末から増減なし、37社。
こちらも現金等が7月末比大きく減って、フランスのウエイトが増えましたね。

上位10社です。

2022年8月末、前月末から2社入れ替わっています。
1年前、2021年8月末からは3社入れ替わっています。

投資先紹介は、

日本株式ファンドから GMOペイメントゲートウェイ、ピジョン

世界株式ファンドから S&P Global, Sika 

が紹介されています。

3つのファンドの投資先の会社を眺めていると好奇心が刺激されます。
来月も楽しみです。

以降、有料パートにさせていただきます。
ご了承ください。

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