NVIC "おおぶね" 月次レポートを読んで ー 2021年4月
毎月の更新がとっても楽しみな、
農林中金バリューインベストメンツ #NVIC さんの
#おおぶね #おおぶねJAPAN #おおぶねグローバル
の月次レポート。
おおぶねJAPAN、おおぶねグローバル、月次レポートは以下のリンクからご覧になれます。
↓ おおぶねJAPAN ↓
↓ おおぶねグローバル ↓
おおぶね はNZAMさんのWebサイトに載せられています。
おおぶねグローバルの月次レポートは、おおぶねでも投資先となっているSherwin-Williams についての解説です。こちらは下記の記事で取り上げました。
レポートの中で登場する、おおぶねグローバルの投資先、ギーベリッツについては2月に詳しく説明されています。
今回のおおぶねJAPANの投資先の紹介は
#ファーストリテイリング
です。
今年の2月から新規投資しておりますが、本レポートでは、ファーストリテイリングのそのユニークな素顔をご紹介させていただくとともに、随分前から既に有名アパレル企業の仲間入りを果たしていた当社に対し、なぜ今回このタイミングで投資を開始したのかについて、その背景とともに ご説明させていただきます。
ファーストリテイリングの提供する、届けている産業付加価値、競争優位性について、NVICの皆さんの評価が述べられています。加えて、「なぜ、このタイミングに投資先に加えたのか」が説明されています。
レポーでも紹介されていますが、あらためて自分で業績推移を調べてみました。
2010年8月期の売上高は 8,148億円だったのが、10年後、2020年8月期、コロナ禍の中でも2兆円を超えています。2021年8月期は最高益の2019年8月期に迫る予想となっています。
レポートで引き合いに出されていたZARAを擁するスペイン #Inditex 。
こちらの業績も調べてみました。
こちらも売上高、利益の成長を見てとれます。コロナ禍の影響でしょう、2021年1月期は減収減益。2022年1月期が注目されます。
今回のレポートで指摘されている、
ZARAやH&Mと比べ遜色ないどころ か、アジアにおいてはそれらライバルとの間に大差をつけていると言ってよい程のプレゼンスを築くことに成功
という評価が、今後、どうなっていくのか、非常に興味深いですね。
そして、この会社の現在、目下の注目となっている問題についても ”新疆ウイグル自治区に関連する報道等に関して” としてコメントされています。
確認を行いながら投資を行っておりますが、目まぐるしさをます本 件情勢については、引き続き留意し、モニタリングしていきたいと思います。
僕の投資している投資信託では、おおぶねJAPAN以外にもファーストリテイリングに投資していると認識しています。
昨年3月の投資先ですが、おそらく現在もポートフォリオに含まれていると想像します。このファンドには #良品計画 の名前も。
実は、おおぶねJAPANにもありました、#良品計画。第1期末の投資先リスト。
この問題について、僕自身、「事実は何なのか、がよく分からない」というのが率直なところです。お金を託している投信会社の皆さんが、どのように情報を集め、どんな分析を通じて、また、投資先との間にどんな対話、コミュニケーションがあって、どんな判断、評価をしているのか、それを丁寧に説明してもらえたら、と期待しています。
こうした問題にどのように向き合っているのか、対処しようとしているのか、それを投資家、受益者に説明するのが、お金を託される立場にある会社の責任であり、顧客本位の業務運営、フィデューシャリー・デューティーだと、僕は思います。
今回のレポートも読み応えたっぷりで、色々と調べてみよう!と思わされる内容でした。次号が待ち遠しいです。
NVIC "おおぶね" 月次レポートを読んで、次回をお楽しみに!
前回はこちらです。
おまけ:
ファーストリテイリング、InditexのROAの推移です。
営業利益率はInditexの方が幾らかリードしている印象ですね。これらの指標がこれからどのように変化していくのか、も興味をそそられます。