青山ブックセンター/水先案内人/ちはやふる
今週、特に印象深かったnoteの記事を幾つか。
最初はこちら。
特に感じたのは、新しさやエッジは自分たちが「こうだ」と信じたことの結果がでるまで我慢することから生まれるのだということ。
信じたこと、というのは「意志」と呼べるようにも思います。強い意志と、それを辛抱強く貫くことが大事だってことですね。
一時期は売れ筋ランキング上位のものを揃えてみたこともあったそうですが、売れているということは『すでに需要が満たされている』状態なのではないかと気づいた、と山下さん。
その経験から、今の『自分たちから仕掛けていく』というスタンスが作られていったとのことでした。
なんでもかんでも、投資信託、アクティブファンドと関連づけてしまうのですが、アクティブファンドを見ていてもこの「自分たちから仕掛けていく」という姿勢をポートフォリオや情報発信で感じられる投信会社に魅力を感じます。
そしてもうひとつ、青山ブックセンターのつよみといえば著者や企業と信頼関係を築き、そこから生まれた企画が大きなうねりになっている点です。
青山ブックセンターが「メディア」の役割を果たしている、ってことですよね。これは、投信会社と投資先の関係にも近いような気がしました。この信頼関係が深まれば、投資先の会社の姿が、投資信託を保有している投資家によりビビッドに伝わる、というか、そんな感じでしょうか。
二つ目の記事です。
「得意」かどうか、は別にして私も結構「ハマ」ることが多いです。佐渡島さんほど幅広くないですけど。FC東京はどんどん深くハマっていってます。より長くハマっているのが投資信託。個々の投資信託について考えてみると、その投信会社やファンドマネジャーが私にとっての「水先案内人」なのかな、って思いました。
ということを考えつつ、私自身としては、アクティブファンドの「水先案内人」になれたらいいな、とも考えた次第です。↓のマガジンがそんな存在になれるように充実させたい、そう思っています。
「xxxさんは、アクティブファンドの本当の魅力とまだ出会ってませんね。一日、僕と付き合ってください」
と言えるようになりたいものです。で、その後「ハマ」ってもらえたら最高でしょうね。
3つ目の記事です。
この中で紹介されていた、こちらのインタビュー。
なるほどと思わされました。
私の考えでは、「お金を払ってまで欲しい」と思える作品になれるかは、愛着を持ってもらえるかどうか、だと思います。
作家としてもキャラクターとしても、「この子の未来がどうなるか知りたい」「友達や子どもにも見せたい」とどうやって思ってもらえるか。
アクティブファンドにも似たようなところがあるなあ、と。Shimoyamaさんもブログに書かれていました。
投資信託を保有している人たち、「愛着を持ってもらいたい」という意志を持って伝えようとしているか、そこは大事だと思うのです。最初の青山ブックセンターのお話と照らすと、それを辛抱強くやり抜くことも。
今週noteを読んでいての気づきでした。