ひふみ投信 ウオッチ #133 / ひふみワールド ウオッチ #35 (2022年12月末)
2023年からこの2つのファンドの定点観測もまとめます。
これまでの定点観測のバックナンバーです。
まずは投資先の会社、ポートフォリオです。
投資先、ポートフォリオ
ひふみ投信
https://hifumi.rheos.jp/fund/toushin/pdf/report202212.pdf
2022年12月末の上位10社、2022年9月末の上位30社です。
1年前、2021年12月末時点、2021年9月末時点です。
1年前と比較すると、上位10社では東京海上ホールディングス、インターネットイニシアティブが変わらずにランクインしていますが他の8社は入れ替わっています。
上位30社では、7社が2021年9月末、2022年9月末ともにランクインしています。
2022年12月末では、銀行や保険が上位、というのが特徴になっています。
業種別の推移です。
時価総額別の分布、アクティブシェアです。
前月末と比較すると
大型株 63.34% → 66.77%
中小型株 23.97% → 24.15%
超小型株 1.69% → 1.83%
現金等 11.00% → 7.26%
現金比率減、大型株増ということですね。
アクティブシェアの推移です。
前月末比 アクティブシェアは 1.23ポイント減 となっています。
ひふみワールド
https://hifumi.rheos.jp/fund/world/pdf/report202212.pdf
ひふみワールドの2022年12月末 上位10社、2022年11月末、2021年12月末と並べました。
上位10社、前月末と比べると入れ替わったのは1社のみです。1年前との比較では7社が入れ替わっています。
ポートフォリオ全体の所在国別、業種別です。
2022年9月末の上位30社です。
なかほどの列、「組入期」はファンドが投資開始した決算期(推定値)を入れています。第1期の期末は2020年2月。現在、第4期です。
受益権総口数の推移
ひふみ投信
マザーファンド(2022年12月末 6,866億円)が同じのひふみプラスも並べています。
ひふみプラスは2021年10月以来、15ヶ月連続で前月末から受益権口数増=ファンドへの資金純流入となっていますが、ひふみ投信は2022年11月に続いて2ヶ月連続で受益権口数減=ファンドからの資金純流出となりました。
ひふみワールド
マザーファンド(2022年12月末 2,632億円)が同じのひふみワールド+も並べています。
こちらは2つのファンドともに2022年12月は受益権口数増=ファンドへの資金中ん流入となっています。ひふみワールドは4ヶ月連続です。
パフォーマンス
ひふみ投信
年ごとのリターンの推移です。
通年成績で2022年は2021年に続きTOPIXにアンダーパフォームとなりました。
ローリングリターンです。
まず、5年です。
2017年12月末〜2022年12月末の5年間、リターンを年率換算すると0.73%と過去最低を更新しました。データ期間数は111。中央値は17.1%です。5年保有で2.12倍になります。
5年リターン(年率換算)の分布です。
0-5%のレンジ、7期間ですがこれは2017年6月末〜2022年6月末以降の7期間連続となっています。
10年です。
2012年12月末〜2022年12月末の10年リターン、年率換算で13.9%となっています。2012年12月末の投資額は10年後 3.65倍になっています。
データ期間数は51。中央値は 15.9%。10年で4.38倍になります。
ひふみワールド
こちらはデータ数がまだまだ少ないのでローリングリターンも1年のみです。
ゆっくり見守ります。
ここから先は
チップを頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://tfk.yumeshokunin.org/