モーニングスターの「国内株式型」分類、運用歴10年以上のファンド （2022年11月末） #74
5年以上続けてきた、この定点観測。2022年3月から #note に引っ越しました。
前回の記事です。
今回が74回目。7年目に突入しています！
モーニングスターさんのカテゴリーで「国内株式型」とされている、運用実績10年超のファンド。そのパフォーマンスのデータをこれまで6年以上、定点観測してきました。
どんな方法、どんな枠組で定点観測しているか、はこちらをご覧ください。
モーニングスター「国内株式型」
運用実績 10年超のファンド
この詳細条件の選択で抽出した結果が以下です。
「国内株式型」で運用実績のあるファンドは352本です。
前回 の定点観測からの1減です。
カテゴリーを「選択なし」にすると、実績10年超のファンドは1,772本でしたので約2割を「国内株式型」が占めています。
1年リターン、3年リターン、5年リターン、10年リターンそれぞれで順位を出す。毎月本数が変わるので、順位のパーセンタイルを出す。
1年リターン、3年リターン、5年リターン、10年リターンの順位パーセンタイルのAverageが低いファンドが「エライ」ということで順位をつけよう。
この方式で74回続けてきました。初回は2016年10月末でした。6年前。
2022年11月末基準のトップ20
トップは、
日本株厳選ファンド･アジア3通貨コース
でした。
2021年4月末基準で初登場したこのファンド。2022年1月末基準以降、トップ20入りを続けて今回が初のトップ獲得となりました。
トップ20のうち
「大型」 が 15本、「中型」が4本、「小型」が1本 となっています。
ちなみに、
【 日経225連動型上場投資信託 】はAverage 31.53%で 67位（←46位）、
【 TOPIX連動型上場投資信託 】はAverage 41.41%で 122位（←144位）
となっています。
運用実績 20年超のファンド
運用実績が20年を超える「国内株式型」ファンドは
前回から1減です。
20年超のファンドの全体（10年超の352本）での順位のトップ10です。
10年超でトップ20のファンドのうち、5本が20年超の実績を持っていることになります。
【 日経225連動型上場投資信託 】は 27位/190
【 TOPIX連動型上場投資信託 】は 58位/190
となっています。
2022年11月末 50位まで （10年超）
21位から50位まで、です。
最初にご紹介した通り、運用実績10年超のファンドは352本ですから、50位でも上位14％以内です。まずまず立派な成績です。
加えて、この352本の中にはインデックスファンドが90本含まれています。その一大集団が真ん中あたりに集中しています。ですから、良い成績のファンドはより良い順位、悪い成績のファンドはより悪い順位になるものと考えています。
前回比 順位変動が大きかったファンド
順位を最も大きく上げたのが
ミュータント
でした。2022年10月末 103位から11位へ順位を上げました。
順位を落とした方です。
順位を最も大きく下げたのが
トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド
でした。2022年10月末 99位から181位へ順位を落としました。
過去74回のデータから
過去の74回での平均順位のトップ10というのをお示ししてみます。
74回すべてで定点観測の対象となっていたファンドは242本ありました。
その242本の74回分の平均順位のトップ10です。
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