ひふみ投信 ウオッチ #135 / ひふみワールド ウオッチ #37 (2023年2月末)
2023年からこの2つのファンドの定点観測をまとめてます。
定点観測のバックナンバーです。
まずは投資先の会社、ポートフォリオです。
投資先、ポートフォリオ
ひふみ投信
https://hifumi.rheos.jp/fund/toushin/pdf/report202302.pdf
2023年2月末の上位10社、2022年11月末の上位30社です。
2023年2月末、上位10社で全体の2割近いウエイトになっています。
1年前、2022年2月末時点、2021年11月末時点です。
1年前と比較すると、上位10社では、6社入れ替わっています。上位10社で15.5%ですから上位10社への集中は少し高まっています。
上位30社では、7社が2021年11月末、2022年11月末ともにランクインしています。東京海上ホールディングスさん、GMOペイメントゲートウェイさん、味の素さん、インターネットイニシアティブさん、MICROSOFTさん、東京エレクトロンさん、プレミアムウォーターホールディングスさんです。
2023年2月末では、TOPIXの上位100社に入っている会社 8社、トップ10に入っています。上位10社が4社に。
業種別の推移です。
1年前と比べると投資先が18社増です。銀行業のウェイトが増えているのがよくわかります。
時価総額別の分布、アクティブシェアです。
前月末と比較すると
大型株 68.23% → 69.10%
中小型株 24.22% → 22.41%
超小型株 1.68% → 1.82%
現金等 5.87% → 6.67%
大型株と超小型株 増、中小型株 減ということですね。
アクティブシェアの推移です。
前月末比 アクティブシェアは 0.48ポイント減 となっています。
ひふみワールド
https://hifumi.rheos.jp/fund/world/pdf/report202302.pdf
ひふみワールドの2023年2月末 上位10社、2023年1月末、2022年2月末と並べました。
上位10社、前月末と比べると入れ替わったのは1社です。1年前との比較では8社が入れ替わっています。
ポートフォリオ全体の所在国別、業種別です。
1年前と比べると、投資先が57社減っていますね。
2022年11月末の上位30社です。
なかほどの列、「組入期」はファンドが投資開始した決算期(推定値)を入れています。第1期の期末は2020年2月。2月に第4期を終えて、現在は第5期です。
受益権総口数の推移
ひふみ投信
マザーファンド(2023年2月末 7,203億円)が同じのひふみプラスも並べています。
ひふみプラスは2021年10月以来、17ヶ月連続で前月末から受益権口数増=ファンドへの資金純流入となりました。ひふみ投信は受益権口数減=ファンドからの資金純流出となりました。
ひふみワールド
マザーファンド(2023年2月末 2,816億円)が同じのひふみワールド+も並べています。
こちらは2つのファンドともに2023年2月は受益権口数減=ファンドからの資金純流入となっています。ひふみワールドは6ヶ月ぶり、ひふみワールド+は3ヶ月ぶりです。
パフォーマンス
ひふみ投信
年ごとのリターンの推移です。
ローリングリターンです。
まず、5年です。
2018年2月末〜2023年2月末の5年間、リターンを年率換算すると1.77%となりました。データ期間数は113。中央値は17.1%です。5年保有で2.2倍になります。
5年リターン(年率換算)の分布です。
0-5%のレンジ、9期間ですがこれは2017年6月末〜2022年6月末以降の9期間連続となっています。
10年です。
2013年2月末〜2023年2月末の10年リターン、年率換算で12.9%となっています。2013年2月末の投資額は10年後 3.36倍になっています。
データ期間数は53。中央値は 15.6%。10年で4.27倍になります。
ひふみワールド
こちらはデータ数がまだまだ少ないのでローリングリターンも1年のみです。
ゆっくり見守ります。
コツコツ投資 実際のところ
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