ひふみ投信 ウオッチ #137 / ひふみワールド ウオッチ #39 (2023年4月末)
2023年からこの2つのファンドの定点観測をまとめてます。
定点観測のバックナンバーです。
まずは投資先の会社、ポートフォリオです。
投資先、ポートフォリオ
ひふみ投信
https://hifumi.rheos.jp/fund/toushin/pdf/report202304.pdf
2023年4月末の上位10社、2023年1月末の上位30社です。
2023年4月末、上位10社で全体の17.6%になっています。
1年前、2022年4月末時点、2022年1月末時点です。
1年前と比較すると、上位10社では、3社入れ替わっています。上位10社で15.8%ですから上位10社への集中は少し高まっています。
上位30社では、13社が2022年1月末、2023年1月末ともにランクインしています。東京海上ホールディングスさん、味の素さん、インターネットイニシアティブさん、伊藤忠商事さん、東京エレクトロンさん、メルカリさん、ソニーグループさん、MICROSOFTさん、日立製作所さん、ジャパンマテリアルさん、ショーボンドホールディングスさん、プレミアムウォーターホールディングスさん、クレハさんです。
2023年4月末では、TOPIXの上位100社に入っている会社 7社、トップ10に入っています。TOPIX上位10社のうち3社に投資しています。
業種別の推移です。
1年前と比べると投資先が55社増です。1年前と比べると、銀行業のウエイトが上がっていること、サービス業のウエイトが減っているのが注目されます。
時価総額別の分布、アクティブシェアです。
前月末と比較すると
大型株 68.68% → 69.69%
中小型株 21.83% → 22.05%
超小型株 1.75% → 1.73%
現金等 7.74% → 6.53%
株式のウエイト増 ということですね。
アクティブシェアの推移です。
前月末比 アクティブシェアは 0.44ポイント減 となっています。
ひふみワールド
https://hifumi.rheos.jp/fund/world/pdf/report202304.pdf
ひふみワールドの2023年4月末 上位10社、2023年3月末、2022年4月末と並べました。
上位10社、前月末と比べると入れ替わりはありません。1年前との比較では8社が入れ替わっています。
ポートフォリオ全体の所在国別、業種別です。
1年前と比べると、投資先が42社減っていますね。
2023年1月末の上位30社です。
なかほどの列、「組入期」はファンドが投資開始した決算期(推定値)を入れています。第1期の期末は2020年2月。2月に第4期を終えて、現在は第5期です。
受益権総口数の推移
ひふみ投信
マザーファンド(2023年4月末 7,318億円)が同じのひふみプラスも並べています。
ひふみプラスは2021年10月以来、18ヶ月連続で前月末から受益権口数増=ファンドへの資金純流入でしたが、2023年4月は3月末から受益権口数が減少=ファンドから資金順流出となりました。。一方、ひふみ投信は3ヶ月連続で受益権口数減=ファンドからの資金純流出となりました。
ひふみワールド
マザーファンド(2023年4月末 2,784億円)が同じのひふみワールド+も並べています。
2023年4月、ひふみワールド、ひふみワールド+ともに受益権口数減=ファンドからの資金純流出となっています。ひふみワールド+は3ヶ月連続で資金純流出です。
パフォーマンス
ひふみ投信
年ごとのリターンの推移です。
ローリングリターンです。
まず、5年です。
2018年4月末〜2023年4月末の5年間、リターンを年率換算すると2.08%となりました。データ期間数は115。中央値は17.0%です。5年保有で2.1倍になります。
5年リターン(年率換算)の分布です。
0-5%のレンジ、11期間ですがこれは2017年6月末〜2022年6月末以降の11期間連続となっています。
10年です。
2013年4月末〜2023年4月末の10年リターン、年率換算で10.9%となっています。2013年4月末の投資額は10年後 2.80倍になっています。
データ期間数は55。中央値は 15.5%。10年で4.21倍になります。
ひふみワールド
こちらはデータ数がまだまだ少ないのでローリングリターンも1年のみです。
ゆっくり見守ります。
コツコツ投資 実際のところ
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