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はこんでころぶ(著・岡田悠さん)を、Reading As Investing(神保町 PASSAGE SOLIDA)の棚に

今年始めた新しい試みが、一棚書店 #Reading_As_Investing です。現在、神保町の PASSAGE SOLIDAさん、蔵前の 透明書店さんの2つのお店で営業中です。

株式投資歴20年超の個人投資家が「ちゃんとした投資」を考えるために厳選した本だけを並べた書店

これがReading As Investingのコンセプトです。そのお店(神保町のみですが)に新しく並べたのが はこんでころぶ (著・岡田悠さん)です。

岡田さんが個人制作、文フリで出展された作品です。

こんな紹介文です(おそらく岡田さんご自身によるものでしょう)。

免許合宿で同居人が逮捕されつつ、なんとか免許を取得したが、期限切れで完全失効。一生運転しないと決めたはずが、免許がないまま車を購入し、35歳で二度目の教習所通いを始め、首都高に精神を破壊されながら、念願の離島・車旅に出るまでの書き下ろしエッセイ集。
教習ビデオの二次創作「教習ビデオを10本観て紡いだ物語」など、短編小説二篇も同時収録。
人生は運ベよ、転べよ。

https://c.bunfree.net/p/tokyo38/37162

「ちゃんとした投資」を考えるため という僕のお店のコンセプトと接点が無いように思われるかもしれません。

はこんでころぶを既にお読みになった読者の方なら、余計に「どこが投資、ちゃんとした投資?」と思われることでしょう。実際、投資の話なんてどこにも出てこなかったはずです。

それでも、「ちゃんとした投資」を考えるため の一冊としてこの本を選びたくなったのです。

岡田さんの以前の作品、 #0メートルの旅  で前々から思っていたことをあらためて確認しました。株式投資って旅みたいだなあ、いや、旅そのものかもしれない、っていう捉え方です。

この「はこんでころぶ」の最後には、実際の岡田さんのご家族の旅の様子も描かれています。が、ズバリ「旅」のお話は少なめ。

でも、です。岡田さんが一度目の運転免許取得のための教習所に通ったところから、二度目の運転免許取得までも一つの「旅」だと思えました。そして、そのプロセスが僕には「投資」に見えたんです。

本の終盤に出てくる言葉、「ままならなさ」。旅につきものの「ままならなさ」は、投資、株式投資にも同じくつきものです。

「そんなはずじゃなかかったのに、そんなつもりじゃなかったのに、こんなこと起きるん?」って、旅に出れば何か一つくらいあるものですよね。投資も同じようなところがあるし、だから面白いんだ、って僕は思っています。

「ままならなさ」を受け入れること、楽しめること。旅に出るために、投資を続けるのに、大事。



はこんでころぶ の物語のはじまりに当たるのが、この記事です。

6年近く前の記事なんですね。当時、この記事の存在は知りませんでした。

このエピソードから始まる はこんでころぶ。途中に登場する創作。そのきっかけになった動画の話も楽しみました。実際の動画もYoutubeで確認して「僕の頃はこんなの無かったなあ」と。

岡田さんの運転免許、自家用車をめぐる「旅」にご興味をお持ちになったら、はこんでころぶ を手にとってみてください。

岡田さんのこちらの記事に取り扱いのある本屋さんが紹介されています。

本が日本一集まっているであろう神保町界隈で、いまのところ、実物を手に取れるのは僕のお店だけかもしれません?!

なお、お店は靖国通り沿いのPASSAGE SOLIDAさんですのでお間違えなく。

なお、蔵前・透明書店さんのReading As Investing に はこんでころぶ は並べていませんが、それは既にお取り扱いがあるからです。

透明書店さんならECで入手できますよ!

以上 はこんでころぶ(著・岡田悠さん)を、Reading As Investing(神保町 PASSAGE SOLIDA)の棚に加えさせていただいたお知らせでしたー

神保町・PASSAGE SOLIDAさんの2階 にReading As Investing はあります


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renny | 投資家
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